imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

2022-01-01から1年間の記事一覧

読書するときに感じる不便 2022年10月

本を読もうと思っても、どうも気が乗らないときや、あれこれと理由をつけて先延ばしにすることがよくある。 どうして読書することがこんなに面倒臭く思うのだろう、と考えると、以下の理由に至った。 ここでの対象は、評論や自然科学、社会科学関連の書籍に…

外国旅行の帰国後によくすることに備えて、旅行中にすること 2022年10月

私は2014年から2019年まで外国旅行をしたが、帰国後よくすることがある。具体的には当時を振り返ることだ。そのとき、旅行中にこうしておけば、もっと便利だったのになぁ、と思うことがいくつかある。 そのことについて書いてみたい。 1 私はグーグルphotos…

エッセイ 幽霊警備員 忘れられた存在 2022年10月

子供のとき、テレビで「天才バカボン」を見てた。その中の一話に、幽霊の出るビル、と言うのがあって、バカボン親子がその真相を調べに行く。見つけた幽霊は、実はずっと昔に夜警で雇われた警備員で、誰もそのことを忘れてしまって、警備員だけがその仕事を…

自己管理能力 自己を管理するとは 2022年10月

自己管理能力と聞くと、身辺の管理能力を思い浮かべるだろう。部屋の片づけや、こざっぱりとした服装、健康的な食事、予定を計画通り遂行する能力。 その通りなのだが、例えばなぜ予定通り計画を進められないのか、を考えると、 1 気分が乗らないから、つま…

エッセイ 晴れの来ない雨の日はない 過剰な快適志向 2022年9月

今、大型の台風14号が来ていて、湿度も高く、南風が吹いて蒸し暑い。窓を開けると湿った風が入ってくる。 私の実家は梅雨時や台風の時は屋内が湿気るので、いつも冷房をかけていた。 その時間に肌がべとついて気持ち悪い、と言うのは分かるが、部屋が湿気る…

事実をして真実を語らしめる ルポルタージュの手法 2022年9月

真野森作「プーチンの戦争」2018年を読んだ。著者は毎日新聞の記者である。かって私が10代だった頃、つまり1970年、80年代、「事実をして真実を語らしめる」という表現があった。その意味するところは、著者の価値判断を可能な限り排除して、事実だけで事件…

合成の誤謬 部分と全体の関係 2022年9月

15年ほど前か、合成の誤謬と言う言葉が流行った。当時は聞き流していたが、気になることがあって、今回その意味を調べてみた。新語だと思っていたが、古くからあるようである。 意味は、経済用語で、1人の人が合理的と思った行為も、多くの人が同じことをす…

エッセイ 「俺たちの旅」価値を共有するということ 2022年9月

パソコンのBIOSの設定を触ったら起動しなくなった。CMOSの電極をショートさせて初期化したら復旧して事なきを得た。その間非常にストレスだった。そういえば、以前もそんなことがあったっけ。 しばらくブログが書けなくなるな、と思っていたが、復旧したので…

型が決まると便利になり、型が決まるとつまらなくなる 2022年9月

よりよい生活を求めている人は多いと思う。より良いとは、快適や便利あたりを意味しているだろう。便利とは、労力の節約、時間の節約のことだろう。 ひとつのことに習熟していくと、労力や時間の無駄が減少し、型が出来上がっていく。 例えばハイキングであ…

家の食事と外食 作る人の動機

私も60歳になり、周囲を見渡すと、糖尿病予備軍の人たちをちらほら見かけるようになった。塩を控えているのである。で、思ったことを書いてみたい。 料理を作るとき、誰が誰に作るかで、料理に向かう姿勢が変わる。 自分で自分の料理を作るときは、多くの人…

自己評価と社会からの評価 2022年9月

私は昆虫が好きである。小学生の時は昆虫博士になるのが夢だった。友達から、昆虫博士、とおだてられると、非常に嬉しかったものだ。 私のその夢も、中学に入ったときのお袋の一言でついえてしまった。曰く、そんなあほなこと言ってんと、さっさと勉強しなさ…

最大利益の最小帰結 個人と全体、利益と損失の読み替え 2022年9月

先日弟と自転車で狭山湖に行った。この貯水池の周辺は静かな林が広がり、小さな川も流れて、日帰りでゆっくりするのにちょうどいい。 初めて行ったのは25年ほど前か。狭山湖は飲料水用の貯水池なので、フェンスが張って中に入れないのだが、道を隔てた反対側…

エッセイ ポニーテール または生え際のグラデーション 2022年9月

私は長髪を後ろでひとくくりにしている。いわゆるポニーテールである。髪を伸ばし始めたのは15年ほど前のことか。当たり前だが伸ばし始めたころは髪の毛の長さが足りなくて後ろでなかなか一つにくくれなかった。くくれない髪の毛はハラハラと顔にまとわりつ…

エッセイ 社会的動物として年を取るということ 2022年9月

10代の夏休み、近所の小学校のプールに夜よく泳ぎに行った。 若い頃は、”まぁ、これぐらいはいいやろう”という軽い気持ちで、法律に触れるようなことを気軽にやった。 60歳になった今、例えば家の近所のマンションで策を乗り越えて屋上に上ってやろう、とは…

核兵器廃絶とそれが求める覚悟 2022年9月

核抑止力はあるか。あると思う。 1974年にインドが、1998年にはパキスタンが核兵器を持ったことで、インドとパキスタンの大きな紛争はそれ以来無くなった。1990年以降のカシミール紛争では、数千人の死者を出しているようだが、大きな紛争には発展していない…

エッセイ パンくず このどうしようもないもの 2022年8月

今朝パンを食べたのだけれど、パンを切ったときにパンくずが床に落ちた。それが足の裏に付いて、気分が悪い。知らず知らずのうちに布団の上にも運んでいるだろう。布団の上にパンくずが載っているのである。何とも気分の悪い話だ。 床や布団の上のパンくずに…

歌手と歌詞 美に正しさは宿るのか 2022年8月

むかし山口百恵と言う国民的歌手がいた。彼女が、やはり国民的男優だった三浦友和と結婚する少し前に、「乙女座 宮」と言う曲を発表した。その歌詞の中に「今は獅子座のあなたに夢中よ」と言う部分があった。さてそれ以降、芸能情報番組などで、獅子座のお相…

夏休みの自由研究 電灯の下で死んだ昆虫達 2022年8月

毎朝家の周りを散歩するのだけれど、電灯に昆虫が飛来して、地面によく落ちている。毎日その様子を見ていると、かなりの昆虫が数日後にはそこで力尽きて死んでいるのである。 一体これはどうしたことだろう。こんな所で死んでいいのか。 産卵後に集っている…

エッセイ 旅行者仲間 2022年8月

以前、中米の国グアテマラの第二の都市シェラという町でタカハウスという日本人がオーナーの宿に泊まったことがある。ほぼ全員が日本人の客だった。学生から還暦を過ぎた人まで、いろんな人が集まっていた。 私は50代前半だったが、若者とも高齢の人とも楽し…

仮説 知識は相似形によってしか獲得されない 2022年8月

人は新しい知識を獲得するとき、過去に獲得した知識の抽象化された相似形からしか新しい知識を獲得できない。相似とは抽象化して把握することだ。ひとつの現象は、いくつもの面から抽象化できる。例えば、 ツバキの赤い花が咲いた後に実が出来た これを抽象…

「映画を早送りで観る人たち 」を読んで 2022年8月

2022年4月に出版された本である。この本を読んで思ったことを書いてみたい。 今まではあまり一般的ではなかった映画の見方が紹介されている。以下箇条書きにすると、 1 仲間との会話に加わるために、あらすじだけ知っておきたい。 2 見たいものだけ見たい…

感染症 カオスにならないために 2022年8月

先日娘が珍しく熱を出した。抗原検査を二度したが、どちらも陰性だったので安心したが、100年前にスペイン風邪が流行して、抗原検査が無かった当時は、感染の有無を確認するのが大変だったろう。 19世紀後半まで、感染症の原因が微生物だとは確認されていな…

エッセイ パンケーキ 2022年8月

今日久しぶりにパンケーキが食べたくなって、調理して食べた。 去年の秋ごろ、ユーチューブで山岸秀匡というアメリカで成功したボディービルダーの動画をしばらく見ていたことがあった。仲間と近くのパンケーキ屋に行って、食事をする動画がアップされていた…

エッセイ スポーツ選手語録 道を求めること

以前「中田語録」という本が売れたことがあった。他にも、あるスポーツに名を残した選手の名言や生き方を書籍にしたものをよく見かける。 どこで読んだのか思い出せないが、ある国のジャーナリストが、確かフランスだったと思う、私たちはスポーツ選手に自分…

エッセイ 自転車のスタンドの大型化と快適化

先日朝からベローチェで窓際の席に陣取って外を見ていた時である。歩道に沿って自転車が停めてあったのだが、スタンドががっしりしているのがかなりあることに気付いた。昔で言う中国式である。新聞配達用の自転車のスタンドである。20~30年前はかっこが悪…

日記 タイ・バンコクの物乞い 基本的欲求のむき出しの表現

雨の中、家の前の通路にずぶ濡れで歩いていたので、妙子、という名前を付けた。カブトムシの雌のことである。始めから元気がなかったが、ゼリー状のえさをあげると、少しずつ元気になっていった。 去年の9月に幼虫で貰ってきて、今年6月に羽化したカブトムシ…

東京ー大阪の車窓より ミカンの特産地の存立条件

1ヶ月ほど前の7月初旬、東京から大阪を新幹線で往復した。小学生の頃、新幹線で大阪ー東京間を往復したことがあるが、静岡県辺りは線路の間際からずっと田んぼが広がっていた。新幹線という最新設備の隣にのどかな田園風景が広がっていたのを不思議な気持ち…

タイの玉ねぎ輸入

今年はスーパーの玉ねぎが高いな、もう収穫期が終わってるのに、どうして高いのかな、輸入物は入って来てないのかな、と思いながら、財務省の貿易統計を基にした「ベジ探」というサイトを見て、衝撃を受けた。 2020年の国別玉ねぎ輸入量は1位は中国で、全輸…

日記 ドトールとベローチェ

縁あってここ数日、両店に入る機会があった。 私が入った近所の店についての印象を中心に話をすると、 まずベローチェ250円よりドトール224円のホットのブレンドコーヒーのほうが安いのに驚いた。ベローチェがセルフサービスチェーン店の最安値の店と思って…

高齢者のコミュニティーの場所

高齢者のコミュニティーの場所 家の近所にヴェローチェというセルフサービスのかなり広いカフェがある。今日朝から入り浸っていたのだが、単身の高齢者がかなり入っていて、アイスコーヒーを飲んだり、新聞・本を読んだり、ゆっくりしている。 9時ぐらいから…