imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

自己管理能力 自己を管理するとは 2022年10月

自己管理能力と聞くと、身辺の管理能力を思い浮かべるだろう。部屋の片づけや、こざっぱりとした服装、健康的な食事、予定を計画通り遂行する能力。

その通りなのだが、例えばなぜ予定通り計画を進められないのか、を考えると、

 

1 気分が乗らないから、つまりやりたくない気分、嫌な気持ちに包まれるから。

2 他に興味のあることを思い付いて、別のことをしたくなったから。

 

つまり感情をコントロールできないのである。1では、未来の目的達成の快より、今の不快のほうが大きい。2では、別のことをする快のほうが大きくなっているのだ。

部屋の片づけや食事も同じである。未来の快適さより今の快適さのほうがむくむくと大きくなってしまうのだ。

我慢が足りない、根気が足りない、と言うことではなく、目標を設定した時、そこに至る道もまた楽しいのだ、と言う設定が弱いのだと思う。

 

私の職場に他人の陰口をいう人がいるが、とにかく貶したいのだ。感情を抑えられない。もう駄々漏れなのである。これも感情コントロール能力がない、つまり自己管理能力が無いのだ。

 

感情を管理できない理由は、一般的には前頭葉の介入が少ない、と言うことになっている。もちろんその通りなのだが、何故そうなってしまうかを考えると、自己肯定感が低いために、外界からの侵害感を強く感じてしまい、マイナスの感情が増幅されて湧き出すからだと思う。

 

人の言葉にカチンときてすぐに反応してしまう人がいる。すぐに感情的になって怒り出す人がいる。もちろんこれも自己管理能力が足りない。

これも自己肯定感が低いが故に、侵害感が増幅されて過剰に反応してしまうのだ。

 

以上をまとめると、感情のコントロールが出来ない理由は、

1 目標に至る過程もまた快である、という設定不足。前頭葉の介入不足。

2 自己肯定感が低い。

 

くどいが、自己管理とは感情を管理することである。良いスケジュールを立てることではない。