子供の幼い時の写真を見ると、なぜ胸が痛くなるのか

自分の息子や娘の幼い頃の写真を見て胸が痛くなった経験は、多くの人が持っていると思う。 私は長らくその原因が、ちゃんと子育てが出来なかった、という後悔から来ているものだと思っていた。 きちんと子育てできた人はこのような後悔を持つことがないのだ…

今、合意できることを合意する

保守か革新か、右か左かではなく、今すぐ合意できることをさっさと合意して実行したい。国家と国家 紛争はないほうがいいに決まってるでしょ。 ここ半年ほどのエチオピア政府軍とエリトリア軍によるティグレ地方での虐殺・強姦・略奪は市民が対象になってい…

苦は生き物の常態である

人は言語を生み出し、文字を発明して、知識を蓄積した。科学と技術を発展させ、 多くの苦い経験から、より快適な社会を創り出そうとしてきた。 今、世界を見渡せば、イスラエルは国際法に違反して、パレスチナ人の家を壊してパレスチナに入植を続けている。…

もやしをつくる 生き物を食べる

野菜の種子をまいて発芽させ、開花・結実・収穫する中で、最も心が動く瞬間は発芽した時だ。 黒い土の中から芽が出て、緑の双葉がすくっと展開する。 あんなに乾燥して、コロコロと転がっていたけれど、本当に生きてたんだな、と思う。種子を見るととりあえ…

マイブームの終わり

20年ほど前にマイブームという言葉が流行った。 確かに何かに取り憑かれたように、あることに熱中することがある。 そこまでいかなくとも、なんとなく毎日反復してしまう行為がある。 マイブームとはうまく表現したものだ。 私は、元来生野菜はほとんど食べ…

13 jours en France パリの13日間

1968年2月、フランスでの冬のオリンピックのために作られた。 作曲はフランシスレイ。 日本語訳では『白い恋人たち』で、当初はザピーナッツがカバーした。 オリジナルの歌詞はフランスでのオリンピックを唄う歌詞だが、日本語では失恋の歌詞になっている。 …

存在の不安について 何のために生きているのか 後半

存在の不安とは具体的には 1なぜ生まれてきたのか 2何のために生きているのか これに尽きると思う。向き合いかた 1 宗教の助けを借りる 宗教は世界の外側(文末参照)からの回答を提示できる。 故に、なぜ生まれたのか、何のために生きているのか、という答…

存在の不安について 何のために生きているのか 前半

普遍的な人生の悩みには、未来への不安と存在の不安の2つがあると思う。 今回は存在の不安について。 そもそもなぜ生きることは苦しいのか。 生物として摂食行為が必要、かつ社会的生物として他者承認が必要だからだ。 つまり食べ物を得るために、自己評価…

言葉の意味と事物の役割 生きる意味とは

辞書にも記載されているように、言葉には意味がある。 例えば“鉛筆”の意味は、字を書く道具だ。 しかし目の前にある“この鉛筆”の意味は答えれない。 なぜなら“この鉛筆”の存在の意味を問うことになってしまうからだ。 “この鉛筆”の存在自体には意味はない。 …

同じ反応をしてしまうこと 同一刺激同一反応

喋っていると時々あるのだけれど、ある話題になると必ず同じ反応をする人たちがいる。 人は全体として統合された一つの人格を持っているのだから、同じ刺激に対して同じ反応をするのは当たり前なのだが、その時々によって前提が違っている。にもかかわらず同…

小林秀雄の『無常ということ』

本居宣長に興味が湧いて『古事記伝』を読みたいと思ったのだけれど、とっつきが悪いのでとりあえず小林秀雄の『本居宣長』を読み始めた。ところが本居宣長本人のところまで、なかなかたどり着かない。山鹿素行から始まって伊藤仁斎・荻生徂徠・賀茂真淵と辿…

安らぎと宗教

私のことをあれほど大切にしてくれた人が死んでしまった。 今はもう何も喋らない。 これで終わりだなんて寂しすぎる。 死ねば全てが終わってしまのなら、この苦しみに満ちた一回きりの人生はあまりに不条理で不平等。 一般に宗教と言われるものを信じる入り…

コーヒーの淹れ方

先月2月に体調を崩して以降、回復後もコーヒーを飲まなくなった。 今までの試行錯誤の結果をここに書き記しておきたい。私が好きなコーヒーの味はフレッシュな酸味やフルーティーな香りではなく、コクと苦味が利いた深い味である。以下はその味を得るための…

障害者のヘルパーと労働組合

障害者自立生活運動という障害者主体の運動がある。 両親に介護されるのではなく、地域に住んでヘルパーを利用しながら自立した生活を送ろうという運動だ。 運動の経緯から、障害者たち自らが集まってヘルパー派遣事業を NPO 法人として立ち上げていることが…

食べたいものが食べれる幸せ

先日食中毒になった。 腹部の激痛から解放されて、布団の中でぼんやりと横たわっている時、突然魚の干物が無性に食べたくなった。 他に何か食べたいものはあるかなと考えると、思い浮かんだのは、かえしの利いたそばつゆにつけたそばと筑前煮、魚の天ぷらだ…

どうすれば人生を変えれるのか

日常生活は惰性で続けがちだ。 変えたいと思っていてもなかなか変えれない。 日常は慣れているから快適なのだ。 新たなことに踏み出すのは未知なのでハードルが高い。 ではどういう時に変えれるのだろう。先日食中毒を経験した。 激痛も収まって布団の中で横…

ナイロビ ケニアの安宿 2018年2月情報

New Kenya Lodge Dorm.750sh PR9G+C8 Nairobi, Kenya Googleマップ上の表示は少しずれている Letema Rd.突き当りにある 1段ベッドのみでベッドが揺れることはない 室内でのベッドの配置も余裕がある 朝は無料の甘いケニアティが飲める 魔法瓶1ポット分だけ …

バーベキュー

両親が田舎に引っ越した時、帰省すると、バーベキューを庭でよくした。 ドラム缶を縦半分に切って、炭焼小屋でもらってきた炭を入れて、猟師から買ったイノシシ肉を焼いた。 最初のうちこそ珍しく楽しかったが、夏の昼間は暑さを避けるため、夜は蚊を避ける…

心揺さぶる外国旅行 または非日常での自己崩壊

大学を卒業した1986年春、私は人生初めての外国旅行に出かけた。 最初の目的地はタイだったが、地球の歩き方のタイ版はまだ刊行されていなかった。東南アジア版と言うくくりで刊行されていた。 バンコクのホテルもレストランもわずかしか紹介されておらず、…

自尊心と自己肯定感とその高め方

1 自尊心は他者との関係の中での自分への評価に関わる。 評価には部分評価と全体評価がある。 1)まず部分評価。 自分の能力を他人と比べてする評価のことだ。(性格評価もあり得るが自尊心にはほとんど関わらない。性格は変えることができるという意識もあ…

西ヨーロッパではなぜパンが主食にならないのか または主食とパンと米

主食とはお腹を満たすために、おかずと一緒に咀嚼する固形物と定義する。 米は主食になり得るし、実際ほとんどの米食地域で主食になっている。 伝統的な米食文化地域では、米はすべて主食になっている。 主食になっている米料理の特徴は塩味が付いていないこ…

社会と芸術の関係

人は生き延びるために、さらにはより快適に生きるために集団を作ってきた。集団社会は約束事によって成り立っている。 約束事がなければ社会は成り立たない。 人々が利己に振る舞えば当然社会は成り立たなくなる。 家族内の個々人が利己に振る舞えば家族は崩…

仮説の役割

科学の進展の歴史を振り返れば明らかだが、提出された仮説が現代でも生き残っているのはごくわずかだ。 そのときどきの提出者は最大限論理的に慎重に思考し提出した。 にもかかわらずその多くが否定されてきたのだ。 この視点から見ると、仮説の役割は正しさ…

ルポルタージュと時代の変遷

今から30年ぐらい前までは、事実によって真理を語らしめよ、という態度が少なくとも一部の人々の間では共有されていたと思う。 具体的に言えば、なるべく筆者の価値観を入れず、かつ感情も抑えて事実を積み上げることによって筆者の主張を表現する。 読者か…

ベルクソンの純粋記憶

私見によると記憶には必ず感情が添付されている。 記憶を取り出す時は記憶に添付された感情をタグとして使っている。 時間の経過によって、記憶された時の状況によって感情のタグが小さくなってゆく。 純粋記憶とは感情のついてない記憶のことだと思う。

目標を決めてお金を貯めるか お金を貯めてから目標を決めるか

価値が保存できる貨幣の出現以前は、まず目標があって、その後目標に向かって行動し、それを達成した。 目標に向かって行動するのだから、行動するほどに目標に近づきウキウキした 。 貨幣の出現後、目標とその達成までに貨幣がワンクッションあいだに入った…

遺伝子と個体 1補足

バッファゾーンで気になる個体に遭遇した時はどうすればいいのだろう。 ほっておけば明らかに死んでしまう。 可哀想で仕方がない。 私の住んでるアパートの通路部分の夜灯にコクワガタが飛来することがある。 夜が明けると直射日光が差し込んでセメントの温…

行為と快感情 2自己肯定感と自尊心

自己肯定感とは長所も短所も含めてありのままの自分を受け入れることだ。世界は自分を受け入れて当然という感覚、認識世界で言うと、世界の中心は自分だ、という感覚のことだ。 だから他人のことがあまり気にならない。自己肯定感が低いと、外界を大きく感じ…

競争することの意味 追加 劣等感の由来

劣等感の獲得由来は何か。能力で劣っていることを事前に察知することによって無駄な競争に参加せず、体力を温存することが獲得由来だと思う。初めから負けると分かっている競争に参加して体力を消耗し、事によっては怪我まで負ってしまう。そのようなリスク…

遺伝子と個体 1

稲や小麦は世界中で作付けされている。 それはコメやコムギが種として繁栄していると言っていいのだろうか。 人を使って個体数や生息領域を拡大していると言えるのだろうか。 そしてその数の増大はコメやコムギにとって望ましいことなのだろうか。 豚や鶏は…