2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧
最近ホットクックという自動調理器を買った。自動調理器とは、材料と調味料を投入してセットすると、出来上がりの状態に仕上げてくれる器具である。 普通の鍋でも煮物や鍋物だと火をかけておけば勝手に仕上がるが、最後にガスは人が止めなければならない。自…
自分の好きなことと自分が得意なことはしばしば異なっている。その時、どちらを選択すればいいのだろう。 別の言い方をすれば、自分の好きなことをして、もしかしたらそれほど稼げないかもしれないが、楽しく生きることと、それほど好きではないが、自分の能…
ある出来事を経験した時、それを偶然と受け止めるか、必然と受け止めるかは、時代によって違う。 前提 人は不幸にあったとき、それをたまたまだった、つまり偶然であった、とはなかなか受け入れづらい。何か理由があったはずである、と考えて、自分を納得さ…
以下の動画は私の心を刺激した。今回はただそれだけのブログである。 中島美雪 - 世情 (獻給在雨傘革命中曾並肩作戰的香港人) 日漢字幕
人はそれぞれ持ち合わせている能力が違う。ある人は歌が上手く、ある人は計算が速い。ある人は走るのが速く、ある人は物覚えが良い。 幸いなことに、周囲より上手に何かができれば気分がいいので、それが好きになる。好きになればそのことにより多くの時間を…
例えばヒヨドリである。新宿など、都市でも見かける野鳥である。食性は果実、花蜜、ひなは昆虫などである。 野鳥が必要とするのは、食事と安全な場所である。ヒヨドリの場合、公園や庭園があれば、食事は確保できる。ヒヨドリの天敵は、ヘビや猛禽類、ネコだ…
有名な和歌である。石川五右衛門の辞世の句と言われている。私は初句の存在を今まで知らなかった。 石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ 大意は、浜辺に大量にある砂がたとえ尽きたとしても、世の中から盗人になる種はなくならないのだ、…
古今集に収められている以下の和歌がある。 わが上に 露ぞ置くなる 天の河 門(と)渡る舟の かいのしずくか 詠み人知らず 大意は、 まさに露を私に置いたようだ 天の川よ その川を渡る舟の櫂から雫が落ちてきたのか である。 平安時代の作であろう。読み人…
他人が何か不可解なことや不快なことをしたとき、それをどう評価したらよいのだろうか。もしくはどう評価したらストレスを最小限に抑えられるのだろうか。 1 過去の経験を思い遣る 人にはいろいろ事情があるものである。私たちは対面した相手を無意識に自分…
先日高齢の知人が2週間ほど入院した。 その時に以下の和歌が浮かんできた。 ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき その人の心境を思い遣ったのである。 小学生のころ、かるた取りとしての百人一首に親しんでいて、おおよその意味…
1 例えば仕事で疲れた時、不快回避として、疲れを癒したい、ということを目標とする。で、帰宅して眠る、をそれを達成するための手段とする。で、その時の心構えは、効率重視の最短コースを選ぶことになるだろう。つまり最寄り駅で降りて、最短コースを歩い…
論理的には今まで書いてきたように、目的が決まらなければ、手段は決まらない。 しかし実際は手段が目的に影響を与えてしまう。なぜなら手段を実行するときに未知・偶然に遭遇してしまい、遭遇した未知が自分の知識体系に影響を与えて、世界認識を書き換え、…
例えば大目的が、夢の達成、だとする。人生の目的と言えるような最終目的である。しかしこの大目的も実は手段なのである。 普段は意識していないかも知れないが、最終的な目的は、生きていくことである。ここがすべての出発点である。 そして生きていくとき…