2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ネットで動画を見ていると、ある人が経済学の概念である機会損失を人生に当てはめて話していた。違和感があったので考えてみた。 機会損失とは、知識や経験不足によって本来得れたはずの利益の喪失のことである。例えば製造者が、需要の拡大を見通せず、商品…
あの頃は若かったなぁ、という今の体力や気力の低下を嘆く感慨とは別に、あの時は若かったのだ、という過去の失敗に対する感慨がある。具体的に言えば、対応を間違えて人を傷つけてしまったときなどだ。 しかし我がことを振り返ってみると、若かったから間違…
目的が決まって、そこに到達するための手段を選択するとき、途中で目的追求をあきらめないために、2つの心構えが必要だと思う。 1 100発10中 100発100中ではなく、100発10中である。ある目的を達成するためにある手段を選択した時、目的が未知の場合、その…
当たり前だけれど、目的が決まらなければ、手段は決めようがない。例えば富士山の頂上に立つ、と言う目的があるから、富士吉田まで電車で行って、駅から歩いて頂上を目指す、という手段が決まる。目的が決まっていなければ、あれっ、俺なんで今ここを歩いて…
40代の前半、足のけがをして松場杖をついていたことがある。 その時自転車通勤をしていたのだけれど、やむなく電車通勤に変えた。たかだか15分から20分の乗車だったが、満員である。初日は本当に恐る恐る乗った。窓付近は押されるのが怖かったので、座席方面…
この人生に対する態度の前提は、 1 まず、自分はおバカさんである。 2 次に、おバカさんは考えても正しい結論を導けない、だろう。 1について 時間順で見れば、始めはすべての人は知識の量が少ないという意味で、おバカさんである。その意味では小学生は…
ここでは差別を以下の概念として使う。 ある人をある集団に帰属させて、その集団にマイナス評価を与え、その結果ある人にマイナス評価を与えること。 もしくはその逆でもよく、マイナス評価されているある集団に、ある人を帰属させ、ある人をマイナス評価す…
私は子供たちを預かる施設と関りがあるのだけれど、大人たちが子供のことを思って接しても、当の子供たちはその意味を理解していない。もしくは反発して理解したくないのだろう、と言う場面を時々見かける。 自分が子供のときを振り返ってみると、父親に、世…