imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

高い能力はなぜ称賛されるのか

世の中にはある能力に長けた人たちがいる。記憶力、頭の回転の速さ、統率力、論理的思考力、抽象化能力、言語化能力、運動神経、反射神経、水平感覚。 それらは人々の称賛を受ける。 大はオリンピック金メダリストからノーベル賞受賞者まで、小は市民フット…

独裁者はなぜ権力の座にしがみつくのか

政敵を粛清などして権力を奪取・維持してきた権力者は、どんな気持ちで日々を過ごしているのか。 当然想像するのは、自分が権力の座を降りたときに起こることだろう。 1 報復が怖い。 当然である。今まで自分がしてきたことを振り返れば、自分も同じ目に合…

未知なる味 どうやって作ったか見当もつかない外国料理 ジョージア旅行のすすめ

1986年春、大学を卒業してすぐにタイに旅行に出た。地球の歩き方のタイ編はまだ出版されておらず、東南アジア編が2分冊で出版されていた。タイ料理について、わずかに紹介されていたと思うが、何のことかさっぱり分からず、そのまま読み流したと思う。初めて…

徒然 私が子供だった頃

私が子供だった頃、50歳と言えば、十分に落ち着いた大人だった。若若しさなど微塵もなかった。 10年前、50歳になったとき、いよいよ老いの領域を感じた。 私もその年齢に達したのか、と老いに向きあう覚悟を必要としたものだ。 先日60歳になった。大きなショ…

ブログの効用 ブログを書くと良いことがある

ブログの効用についてはいろんな人がいろんなことを書いていると思うが、私が今まで書いてきて、良かったな、と思うことを書いてみる。 1 考えがまとまる。他人に読んでもらうので、分かり易く書こうとする。つまり論理的に書こうとする。論理的に書こうと…

ロシアと中国のヒューマニズムを阻むもの

茂木健一郎氏の以下のユーチューブを見て刺激され考えた。 youtu.be 要約すれば、ヒューマニズムは普遍的価値になっている、という話だ。 近代になって確立されてきたヒューマニズムという考え方は多くの人々の共通価値になっていると思う。具体的には相手を…

祖父と味噌汁

人生には自分が実際に経験しなければ思いつかないことがある。 私が小学生のころ、よく母方の実家に泊りがけで遊びに行った。朝起きて 居間に行くと、70歳に達しない祖父がニュースを見ながらコタツで朝食を食べていた。食事はいつも同じで、簡単な和食であ…

テーブルが狭くなった 体の制御能力と時空感覚

台所に簡易の小さなテーブルが置いてあって、いつもそこで食事をしている。そのテーブルの上に物がごちゃごちゃ置いてあって、食事がしにくくなったなぁ、と最近思っていた。皿を取ろうとして箸を落としたり、醤油さしを倒したり。実感として、テーブルが狭…

人は変わらず、社会は変わらず、危機は変わらない

ここでは、資本主義志向を自分の快適を志向すること、脱資本主義志向を共感・利他を志向すること、という意味で使う。 結局どれだけ脱資本主義の方向に先鞭をつけようとしてシステムを開発し、拡大しようとしても、マジョリティが資本主義志向であれば、後発…

清書の精神 書道・華道・茶道

ワープロやパソコンが普及する以前は、書き損じてはならない文章を紙に書くことがあった。公式の場で人に見せる文章や手紙にしたためる便箋などである。清書のことである。 清書をするときの心持ちは、姿勢を正す、であろう。その精神を掘り下げれば、尊いも…

魔法を信じる心性

子供のころ、魔法を信じていた。もともとそういう傾きがあったのだけれど、テレビアニメ「魔法使いサリーちゃん」のある回で、サリー家に伝わる魔法大全のような門外不出の本がある子供の目に留まることになった。その子供はいくつかの魔法の使い方を見てし…