2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
くどく感じるのはもちろん私の主観で、以下を読んでください。 私は煮炊き物が好きだ。特に簡単に作れる炒め煮を仕事からの帰宅後によく作って食べる。肉を入れないときはニンニクや出汁ジャコを始めに入れるときもあるが、調味は酒と醤油のみである。 それ…
仕事先の知り合いに、これを読んで感想を聞かせてくれ、と手渡された。 西川一三という男のアジア大陸での体験記である。 1943年25歳の時、 内モンゴル張家口大使館の調査員という肩書で、敵地中国にラマ(チベット)僧として潜入、チベット国(当時)で、敗…
まずは「浮雲」から あらすじ https://moviewalker.jp/mv29868/ 舞台はフィンランドの首都ヘルシンキだ。突然失業する主人公夫婦。買い手市場で、就職活動もうまくいかない。周りの解雇仲間も同じである。失業者の不安な毎日が描かれている。 ソ連解体の影響…
私がクリスマスに何を聴くかなど誰も興味はないだろうが、良い曲なのでこの機会を利用して紹介したいと思う。 1986年に発売された吉田美奈子の「BELLS」というアルバムに入っている「CHRISTEMAS TREE」という曲だ。 以前ユーチューブで本人が歌ってた動画が…
「愛だけを残せ」は2009年に発売された。私が知ったのは、勢古浩爾氏の著書を通じてで、確か去年あたりだったと思う。 この曲をユーチューブで聴いた時、どうしてこんな良い曲を今まで知らなかったのか、不思議に思った。 https://youtu.be/gUDikbjabaw?si=s…
砂漠と聞いて日本人が思い浮かべるような砂漠は実はそんなに多くない。日本語では砂と水が無いという漢字を当てるが、それが誤解のもとになっていると思う。 実際の多くの砂漠は、もしくは人が接続しやすい砂漠は、石砂漠や岩砂漠、またたとえ砂があっても草…
『メルヒェン』はヘルマン・ヘッセの短編集で、原作は1919年に出版された。「アヤメ」はその中の一編である。 野口悠紀雄氏の「超超勉強法」を見ていると、文章を書く時の構成の勉強になる、として、ヘッセの「メルヒェン」と「ビアズ短編集」岩波文庫を薦め…
来年以降の旅行計画を考えていた。インドは5年の観光ビザがあると聞いていたので、取得条件などを調べてみた。 https://www.indian-visa-online.com/india-visa-eligibility/india-visa-for-japanese-citizens 驚いたことに全ての種類のビザがオンラインで申…
来年以降の旅行計画を考えていた。とりあえずビザ関係を調べようとパキスタンのビザを調べてみると、オンラインビザで90日の観光ビザが取れることが分かった。私が把握していたのは、日本以外の外国のパキスタン大使館では日本人はビザの取得が難しく、日本…
スーパーで買い物をしているとき、カートを押した店員に「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございます」などと後ろから声を掛けられることがよくある。つまり邪魔なので道を空けてくれ、という意思表示なのだ。 私はどちらかというと、形式よりは内実に重…
ソ連(当時)のバンドの話だが、監督はフィンランド人である。ロシア人ではない。 1989年はベルリンの壁が崩壊し、1991年にソ連が解体するので、製作時は、ソ連の終末期にあたる。もちろん当時はその後すぐにソ連が解体するなどほとんど誰も考えてなかったが…
ヘカテとはもともと古代ギリシャ神話の冥府神の女神の一人で、いろいろな役割を持っているようだが、この映画の原作の題が、「ヘカテと彼女のイヌ達」ということなので、この場合のヘカテは、松明を持って地獄のイヌを連れて夜の三差路に現れる、という表象…
今さら言うまでもないが、大国の利害が絡む紛争に国連は無力である。 イスラエル軍のガザ一般市民への爆撃、破壊のことである。 アメリカのビルンケン国務大臣がその時々に何か言っているが、全く本気ではない。やってるふりだけである。イスラエルのこのべ…
https://amp.dw.com/en/turkeys-erdogan-vows-new-era-in-ties-with-greece/a-67655942 永年の不仲な両国が歩み寄り始めた。とても喜ばしい。 もともとはオスマン帝国の、今からすれば圧政がギリシャ人には不満であった。ヨーロッパの介入があって、弱体化し…
https://eurasianet.org/armenia-azerbaijan-issue-landmark-joint-statement https://www.bbc.com/japanese/66863587 アゼルバイジャンとアルメニアが平和条約を前提にした交渉を始めたらしい。旅行者として訪問し、良い印象を持った国が仲直りの席に着くこ…
1990年代後半から2000ゼロ年代前半の頃、まだ日本の経済が元気だった頃、こんなことを思っていた。 ここまで豊かになったのだから、今のようにあくせく働かず、もう少し心にゆとりをもって生きれる経済政策に変更してもいいのではないか、と。 今となっては…
西ヨーロッパやアメリカ映画を見続けた後にこの映画を観ると、その感情表出の少なさに戸惑う。また物語の盛り上がりが特にないのも肩透かしであった。 しかし私はこの映画をしみじみ楽しく観た。 あらすじ ja.wikipedia.org その理由を以下に書きたいと思う…
職場に行っていつもと同じ仕事をし、帰宅していつもと同じ日常を送る。似たような食事を作り、似たような本を読む。こういうことを繰り返していると、堪らなく詰まらなくなってくる。 今までも同じことを書いているかもしれないが、またつまらない感覚に襲わ…