imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エッセイ 旅行と経済成長率 初めてのタイ旅行 2023年1月

1986年に外国旅行で初めて行ったタイはとても魅力的に見えた。熱帯の町は老若男女の活力とスパイスの香りにあふれていた。人々の身体からはみ出した活力に圧倒され、そしてその親切さに安らぎを覚えた。1991年に再訪したときもタイは同じ印象を私に与えた。…

人生と効率 目的と手段の効率化 2023年1月

以前にも似たようなブログを書いた。 https://imakokoparadise.blog.jp/archives/17858988.html ぐだぐだ書いて分かりづらいので、もう一度考えてみた。 私の問題意識は、効率を人生に適応していいのか、である。別の言葉で言うと、人生にコストパフォーマン…

エッセイ よもやま話 ここはお国の何百里 2023年1月

今から30年以上前のことだ。老人病院でヘルパーをしていたことがあった。当時はまだ国のヘルパー制度が無く、病院が患者側からお金を取ってヘルパーを雇っていた。当時でも病院は完全看護が建前だったが、看護師(当時は看護婦と呼んでいた)が患者の介護を…

エッセイ 昔は貧しかったけど幸せで御座いましたね 2023年1月

父はNHKのニュース以外ほとんどテレビを見なかったが、歴史が好きだったので、日曜夜8時からの大河ドラマは必ず観ていた。 あれは確か「樅ノ木は残った」(1970年)だと思うが、こんな場面があった。 戦国時代の下剋上の話である。一国の城主となった夫に城館…

エッセイ 何かおもろいことないかなぁ アホお前がせえ 2023年1月

私が10代後半のとき、友達と会うとよく言ったものである。 何かおもろいことないかなぁ、と。挨拶代わりの言葉として、お喋りの間が空いたときの中つなぎとして。 そんなときでも私は結構本気で言っていたのである。どこかに行けば面白いことがあるのではな…

エッセイ 鍋 家族団らん 2023年1月

豚しゃぶか鶏すき焼きでも一人でゆっくり食べようかな、何を入れようかな、と考えていると、ふと子供の頃の家族での鍋の食卓を思い出した。鍋は父親のいる土曜か日曜日の夜の定番だった。これがもう煮えてるだの、もっとあれを入れてくれだの、みんなでワイ…

エッセイ エジプトの生デーツ 2023年1月

乾燥させたデーツがある。ねっとりして濃厚な甘みのあるドライフルーツのことだ。日本でも簡単に手に入るようになった。そのまま食べたり、パン生地に練りこんで焼いたりと、私も大好きである。 数年前エジプトを旅行した時、市場で大量に生のデーツを売って…

エッセイ 口ずさむ曲と再生された曲 無意識と意識 2023年1月

何かふとしたきっかけで、歌が口をついて出て来ることがある。多くの場合、歌の歌詞の一部が今の気持ちと共振した出来事だと私は思っている。無意識の中で反応が起こって意識に湧いて出てきたのだ。 歌を口ずさむとオリジナルの曲を聴きたくなる。昔はカセッ…

学びて思わざれば則ち罔し 思いて学ばざれば則ちあやうし 経済と倫理 2023年1月

学びて思わざれば則ち罔し とは教えてもらって、自分で考えなければ、道理が理解できない。 思いて学ばざれば則ちあやうし とは既存の学問を利用しないで、自分一人で考えると、独断になって、危ない。 私は今まで違った文章と解釈をしていた。 思いて学ばざ…

エッセイ オリーブ 地中海の総菜 2023年1月

トルコ東部の田舎を歩いているとき、オリーブ畑を見かけた。見ると黒っぽい実がなっている。熟しているのかな、と思い一口齧ってみた。非常に渋く、すぐに吐き出した。市場で売られているオリーブは化学的処理を施してから売られていることを知った。 地中海…

和歌 木下長嘯子(ちょうしょうし) 2023年1月

私の好きな歌人に木下長嘯子という人がいる。1569~1649年 秀吉の北政所つまり高台院の甥で、豊臣時代は城主になるなど権勢があったが、のちに改易・所領没収となり剃髪隠居する。 初めて知った歌は 咲くと見し 花も跡なく 春暮れて しげる青葉は 夢かとぞ思…