imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

社会

障害者のヘルパーと労働組合

障害者自立生活運動という障害者主体の運動がある。 両親に介護されるのではなく、地域に住んでヘルパーを利用しながら自立した生活を送ろうという運動だ。 運動の経緯から、障害者たち自らが集まってヘルパー派遣事業を NPO 法人として立ち上げていることが…

社会と芸術の関係

人は生き延びるために、さらにはより快適に生きるために集団を作ってきた。 集団社会は約束事によって成り立っている。 約束事がなければ社会は成り立たない。 人々が利己に振る舞えば当然社会は成り立たなくなる。 家族内の個々人が利己に振る舞えば家族は…

ルポルタージュと時代の変遷

今から30年ぐらい前までは、事実によって真理を語らしめよ、という態度が少なくとも一部の人々の間では共有されていたと思う。 具体的に言えば、なるべく筆者の価値観を入れず、かつ感情も抑えて事実を積み上げることによって筆者の主張を表現する。 読者か…

行為と快感情 2自己肯定感と自尊心

自己肯定感とは長所も短所も含めてありのままの自分を受け入れることだ。世界は自分を受け入れて当然という感覚、認識世界で言うと、世界の中心は自分だ、という感覚のことだ。 だから他人のことがあまり気にならない。自己肯定感が低いと、外界を大きく感じ…

競争することの意味 追加 劣等感の由来

劣等感の獲得由来は何か。能力で劣っていることを事前に察知することによって無駄な競争に参加せず、体力を温存することが獲得由来だと思う。初めから負けると分かっている競争に参加して体力を消耗し、事によっては怪我まで負ってしまう。そのようなリスク…

競争するということ

競争が発生する理由は資源が限定されているからだ。 これがすべての理由である。 ようやく手に入れた貴重な食料、安全な睡眠場所、交尾相手。 ヒトはその発生以前から、限られた資源を求めて生存をかけて競争してきた。競争は人の習い性になっている。現代で…

行為と快感情 1自尊心の高め方

自尊心とは自分には尊厳があると信じれる心のこととする 他者がいない世界で自分の責任を引き受ける、ということはあり得るのか ある人が誰も知らない山奥にきのこを取りに行き、全てを自分で消費したら、そこに損や得は生じるのか 人間の行為は最終的に快を…

フランスの首切断事件

フランスの中学校で表現の自由を学習するために預言者モハメッドを風刺する漫画を教材に使った教師が殺された。 教室内のイスラム教の生徒には、 君たちの感情を害したくはないので教室から出て行っても良い、といったようだ。西側の感覚で言えばテロという…

香港の国家安全維持法

なぜこの時期に強行に中国共産党は香港の国家安全維持法を制定したのだろう。 いろんな考えがあると思う。 去年の香港での民主化デモが予想以上に大きくなり、指導部の責任を回避するために何かしなければならなかった。 新型コロナウイルスで欧米の強国が外…

世界と社会、または 状態は自然である

社会(人間関係が及ぶ空間)は世界(全体)を型にはめようとする。 なぜなら型にはめることによって分類が可能になり、分類すれば操作が可能になるからだ。操作が可能になれば安心感が得られる。 しかし世界は型におさまりきれない。なぜなら世界は未規定だから…

政治家と選挙

政治家は選挙という血を吸って生きている。 そこ以外に有権者に知ってもらえる場所がない。 故に政治家は選挙に出なければ認知度が下がって当選できなくなる。 多くの選挙民にとって政治家を見るのは選挙期間中しかない。 選挙が終われば自分の投票した政治…

政治家と選挙

政治家は選挙という血を吸って生きている。 そこ以外に有権者に知ってもらえる場所がない。 故に政治家は選挙に出なければ認知度が下がって当選できなくなる。 多くの選挙民にとって政治家を見るのは選挙期間中しかない。 選挙が終われば自分の投票した政治…

社会ダーウィニズム

先日障害者施設襲撃の裁判の判決が出たが、その事について少し考えた。 強いものが生き残り、弱いものが滅びていくという意識は個々の生活の場での優勝劣敗経験、特に劣敗経験が心に刻まれて蓄積・鬱屈して醸造され、それが社会的少数派に投影されて社会ダー…

戦争と売買春の類似

戦争と売買春の類似 戦争(武力行使)は社会的に、または倫理的に正しい行為なのか、それとも悪なのか。 もう散々議論され、今も各人各様の見解がある。 日常感覚で言えば、”戦争なんて無くなればいい" なのだけど、政治からの解釈では、国家権力は他国への武…

仮説 共感のもうひとつの力

共感とは 、私の考えによると、相手の中に自分を見る行為だ 。相手の中にいる自分を見てその自分を大切にするところから、共感は 始まる。 しかし共感にはもう一つ別の力があるように思う。 それは相手 を無視する力だ 。 道端で寝そべっている犬を見ている…

仕事とは人を喜ばせることだ

何に価値を感じるかは人それぞれだ。 だが価値あるものを大切に感じる、ということは誰でも同じだ 。その大切なものを手に入れたいという気持ち も皆同じだろう。 例えばダイヤモンド 、例えば誠実な生き方。 その手に入れたいという気持ちの解消方法は3通り…

ゴミのポイ捨てと学校教育 または抽象化と予測能力

昔タイを旅行した時、ゴミをポイ捨てするタイ人を見た日本人旅行者がよく言ってた言葉の中に、教育 (この場合学校教育を前提としていた) って大切だよなぁっていうのがあった 。当時のタイの田舎では小学校卒が大半だった。それを聞いた時、じゃあ寺小屋さ…

仮説 関係の進化論

1 周囲の物の配置の記憶は仮想空間を作る。 結果として、馴染んだ空間つまり 拡大自己を作れるようになる。 ミツバチはミツや花粉を集めた後、巣に戻ることができる 。方角と距離を伝えることが出来るらしいので、ミツバチは それに準じた仮想空間を作って…

4 集団生活 1顔の見える利他的行為

相手の中に自分を見る程度は 1 ほとんど見れない。これは自分との共通点を感じられなくて、相手の中にほとんど自分を見れない。 2 理解できる。共感できる。 これは 頭で考えて自分になぞらえ 相手の中に自分を見る行為だ。 これには、少し理解できる、か…

3 集団生活 解決策

仲間、共同体が解体しつつある今 、どうすれば承認欲求を満たし、心の安定を手に入れることができるのだろうか。 ヒトは集団を維持するために まず承認欲求を情動として埋め込み、 次に共感能力を 獲得した 。そして共感能力を獲得した結果 、リターンを求め…

2 集団生活 今

集団で暮らすために手に入れた承認欲求だが、今となってはその仲間、共同体は承認欲求を満たすための手段になってしまった。 つまり承認欲求を 満たすには仲間、共同体が必要になったということだ 。 ところが今この仲間、共同体が解体していってる。 例えば…

1 集団生活 そもそも

ヒトが集団生活を始めたのは生存上有利だったからだ。 一人で狩りをするより集団で狩りをした方が圧倒的に成功率が上がっただろうし 、外敵からの攻撃を集団で守った方が有利だったに違いない 。 しかし集団生活はストレスの多い生活だ 。自分の欲望は我慢し…

共同体 4 共同空間

共同空間、または拡大自己というモデル 共同空間とは、他人と話すときに出来る空間のことだ。他人と相対したとき、ビシバシのフィードバック作用の応酬(前ブログ”認識世界”参照)で臨場感が強くなり、他者との間で認識されるバーチャルな空間のことで、例え…

共同体 3 利他行為

利他行為 人は親しい人には当然のように利他行為をする。家族や親友。そして利他行為の及ぶ範囲は仲間として意識される。いや、仲間として意識するから利他行為が出来るのだろう。家族の各構成員が利己的(ここでは純粋に自己の利益を求めることとする。まわ…

共同体 2 続共感

共感とは、相手の気持ちが分かり、自分もその気持ちになれること、のようです。 さて、”共同体 1共感” で言ったように、私たちは相手の中に自分を見ようとする。ではそのことと共感とはどう関係しているのでしょう。 1 での例で考えると、見たくない自分を…

共同体 1 共感

理由は分からないけど、一緒にいると嫌な気分にさせる人がいる。腹が立つ人がいる。 いじめっ子がいじめられっ子を過剰にいじめてしまうのは何故だろう。 例えばのろまな人がいる。一緒にいて別に自分に害を与えるわけではないのに、”こいつ、のろまな奴だな…

便利と孤独2

ものごとは集う人数が少ないほど実効に移しやすい。つまり便利。 ボードゲームよりネットゲームのほうがすぐに遊べる。四人で中華料理を食べに行くより、一人で大衆食堂に行くほうがすぐに食べれる。 今すぐ、は、集う人数を減らす力がかかる。そう言う意味…

ベラクルス

ベラクルスはエルナン コルテスが1519年に上陸して作った街。アメリカ大陸に作られた二番目のスペインの植民都市。 ベラクルス本土を攻略するために、海岸の地先にあった小島に作られた当時の要塞が、その後も手を加えられて残っている。当たり前だけど…

メキシコでシャコタンは走れない。

メキシコの道路には、交差点や合流点手前にはこんなものがある。 この直前で、車は時速5キロ程にスピードを落とす。だから歩行者はその隙に横断しやすい。と言ってもドロレス イダルゴのような田舎でも街中では歩行者のために止まってくれる車もある。 幹線…

治安

メキシコの民家の玄関にはノブが付いてない。だから一度閉まってしまうと入れない。鍵を差してノブのように回して開ける。これはマビエルの家の玄関 中から見ると。右側の出っ張っている引き金を右に引っ張ると掛け金が外れてドアが開く。もちろん鍵も掛けら…