昔タイを旅行した時、ゴミをポイ捨てするタイ人を見た日本人旅行者がよく言ってた言葉の中に、教育 (この場合学校教育を前提としていた) って大切だよなぁっていうのがあった 。当時のタイの田舎では小学校卒が大半だった。それを聞いた時、じゃあ寺小屋さえ普及してなかった江戸時代の初期に 日本人は ゴミをポイ捨てしてたのか、と思ったものだ 。
今回アジアから中東、アフリカを旅行して ほとんどの国のほとんどの人たちがゴミをポイ捨てしていた 。そもそもゴミ箱さえない国も多かった。
で、学校教育の一面について考えてみた 。
数学や物理はもちろん歴史や 生物などでも、結局していることは、 物事を抽象化して 見つかった因果関係を覚えることだと思う。 例えば 1に1を足すと2になったとか 豊臣秀吉は刀狩りをして身分社会を確立した、とか。 これは物事を抽象化して因果関係を見つける訓練をすることになると思う 。
目の前に起きている現象を見て そこから要素を抽出し因果関係を見つける。 そして手持ちの知識の中からそれに似た相似形を見つけ出し、今起こっている現象の 今後の予想をする。
つまり 抽象化して因果関係を見つけることは、予測能力を高めることになるだろう。
故に 学校教育は 現象を抽象化して今後の予想をする ことの訓練になると思う 。
プラスチック製ゴミをポイ捨てし続ける結果どうなるかや、財政赤字の時に大量の清掃人を行政が雇い続けるとどうなるかとか。
故に学校教育はゴミのポイ捨てに有効だと思う。