imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

認識世界

夢について 快と不快の総量

夢とは長期的展望を持って快を追求する行為である。 これを出発点として考えると、短期的不快を受容して、長期的な大きな快を追求することである。当たり前のことだが、意識としては、受容した短期的不快の総量を長期的快は超えていなければならない。出なけ…

外界とは何か 不快と外界の関係

外界とは私以外の世界のすべてのことである。では外界は私とどういう関係にあるのか。快・不快の対象としてのみ、外界は存在している。外界と私にはギャップがあって、それが不快を生み出しているのだと思う。その不快を減少させることが、生きる力になって…

人生という作品

人生は奇跡の塊である。人・もの・状況との奇跡の遭遇の連続である。奇跡とは、自己制御できないことを含意する。自己制御できる範囲だけで見れば、人生はベストの選択の連続であろう。すべての人の、どの選択についても、二番目以下の選択をする理由はあり…

人は三つのことを同時に処理できない

近頃は車を運転することも無くなったが、以前よく運転していた時に気が付いたことがある。 例えば交差点付近を通りかかるとき、歩行者が一人横断していて、同時に自転車が私と同じ車線を走っていた場合、それぞれの動きを予想して、車を運転し続けることが出…

入力と出力 人はなぜ考えるのか

y=2x という関数があるとする。xに2を代入すると、yは4になる。言葉を変えると、この関数に2を入力すると、出力は4になる。 人も一つの関数と考えれば、以下のように言えると思う。 ここで言う外界とは、身体の外側のこと。 1ホメオタシス(特に基本的欲…

世界と向き合うために 楽しい人生の過ごしかた

人は感情に振り回される生き物である。感情は制御できないからだ。なぜなら感情は無意識から湧き出してくるからだ。脳科学的に言えば、感情をつかさどる中枢の扁桃体と、記憶の中枢である海馬との間で情報をやり取りすることで感情が生起するが、やり取りさ…

二つのことを同時にする 会話をするということ

1 自転車に乗りながら鼻歌を歌うことは多くの人がやっていることだろう。それぞれの行動で使う脳の部位が違うから可能なのだろう。 2 音楽を聴きながら勉強する。これもかなり多くの人がやっていることだろう。 3 目の前の人とお喋りをしながら携帯を操作…

博物館のレプリカ レプリカを見て感情移入できるか

エチオピアの国立博物館に行ったとき、人の進化に興味のある人なら誰でも知ってるであろうルーシーの化石と感動の対面を果した。横たわった形で安置され、透明のケースがかぶせてあった。不確かな記憶だが、説明ラベルには、レプリカと表示されていたと思う…

サザエさん症候群の乗り越え方

私が子供のとき、日曜日の午後六時半からサザエさんを放映していた。朝起きた時には、これから丸一日遊べるぞ、とワクワクしてたのに、サザエさんが始まる頃になると、楽しみにしていた休日がもう終わったしまう、とどんよりしたものだ。 話はサザエさんに限…

自尊心と自己肯定感とその高め方

1 自尊心は他者との関係の中での自分への評価に関わる。 評価には部分評価と全体評価がある。 1)まず部分評価。 自分の能力を他人と比べてする評価のことだ。(性格評価もあり得るが自尊心にはほとんど関わらない。性格は変えることができるという意識もあ…

自尊心と自己肯定感とその高め方

1 自尊心は他者との関係の中での自分への評価に関わる。 評価には部分評価と全体評価がある。 1)まず部分評価。 自分の能力を他人と比べてする評価のことだ。(性格評価もあり得るが自尊心にはほとんど関わらない。性格は変えることができるという意識もあ…

ベルクソンの純粋記憶

私見によると記憶には必ず感情が添付されている。 記憶を取り出す時は記憶に添付された感情をタグとして使っている。 時間の経過によって、記憶された時の状況によって感情のタグが小さくなってゆく。 純粋記憶とは感情のついてない記憶のことだと思う。

笑いとその起源について

笑うという行為は2つに分けられる。 1 一つは微笑むことで、擬態語で言えばニコニコ。発声は伴わない。 2 もう一つは楽しい気持ちを表現することで、擬態語で言えばワッハッハ。 こちらが漫才に関係する笑いになる。私たちが漫才を聞いて笑う時、 どのような…

意識と身体性 仮説

ゴキブリは脳を除いた残りの神経系だけで記憶ができるとされている。 それは以下のことによって証明された。 頭を切断したゴキブリを垂直にぶら下げ、伸びた後ろ足の先端に刺激を与える。 刺激を与えられた後ろ足はすぐに縮まるが時間が経つとまた伸びてくる…

意識と無意識のあいだ 覚書

無意識とは意識が介入できない場所だと思われている だけど無意識はある程度介入できると思う より正確に言えば介入はできないかもしれないが変容はできると思う 具体的には 無意識に一番近い意識の層は当然介入できる つまりゆったりした気持ちになって自分…

続続 宝の持ち腐れ または選択の幅

江戸時代、町民の食事は和食のみだった。 洋食もインド料理も中華料理もなかった。 さらに言えば暑い夏にアイスクリームもかき氷もなかった。 だからといって町民は自分たちの食事の幅が狭いとは思っていなかったはずだ。それは今の私たちを見ればわかる。 …

続続 宝の持ち腐れ または選択の幅

江戸時代、町民の食事は和食のみだった。 洋食もインド料理も中華料理もなかった。 さらに言えば暑い夏にアイスクリームもかき氷もなかった。 だからといって町民は自分たちの食事の幅が狭いとは思っていなかったはずだ。それは今の私たちを見ればわかる。 …

続 宝の持ち腐れ

人が作ったものはすべて役割を示す名前がついている。 ドライバーといえばネジを回す役割を担った物だ。 スピーカーといえば電気を使って音を出す役割を担った物だ。 ソーサーはカップを乗せる役割を担ったもので、平らだからと言って目玉焼きは乗せない。 …

続 宝の持ち腐れ

人が作ったものはすべて役割を示す名前がついている。 ドライバーといえばネジを回す役割を担った物だ。 スピーカーといえば電気を使って音を出す役割を担った物だ。 ソーサーはカップを乗せる役割を担ったもので、平らだからと言って目玉焼きは乗せない。 …

宝の持ち腐れ

若い頃ネパールで一か月以上入院した事がある。 ある日、同室患者の見舞い客が私に缶ジュースをひとつくれた。 お礼を言って受け取ったのだけれど当時はプルトップなどなく、道具を使って缶を開けなければならなかった。 私は缶切りなどというものを持ち合わ…

納得方法の進化 異なる意見の受け入れ方

私たちが納得をするときは以下の3点になると思う1 論理的に考えて納得する 2 信用する人がそう言うから納得する 3 みんなの役に立つなら納得するそれぞれを抽象的に言えば 1 最も自発性が強い。他者との関係性が不要 2 他人を信用する 3 仲間のために犠牲に…

人生は曲がりくねってない 人は人生の無駄道を踏むことがない

2/13 人生は曲がりくねってない 人は人生の無駄道を踏むことがない人生は曲がりくねっているのではなく周囲の景色が曲がりくねっている。過去を振り返り無駄な時間を過ごしたと思うことがあるが、それは回り道ではなく、一直線に今につながっている。人はそ…

人によって見えてる世界が違う理由

以下は物理世界のレベルのお話人は五感のうち視覚に最も頼る生き物である。光線は網膜にある視神経で電気信号に変えられ脳で処理される。 ところが脳の処理能力には限界があって入力されたすべての信号を処理することができない。 それは経験的にも感じるこ…

人によって見えてる世界が違う理由

以下は物理世界のレベルのお話人は五感のうち視覚に最も頼る生き物である。光線は網膜にある視神経で電気信号に変えられ脳で処理される。 ところが脳の処理能力には限界があって入力されたすべての信号を処理することができない。それは経験的にも感じること…

学者の本分

伝統技術を次の世代に伝えることは大切なことだが、既知になっている知識を次の世代に伝えることには社会的に何の意味もない。学生や生徒に知識を教える人の本分は知識の伝達にあると思うが、学問を研究している人の本分は未知の領域を開拓することにある思…

社会的評価と自分の評価

ある一つのことをする時、それが自分の人生から見た評価と、社会から見た評価の二つの評価の仕方がある。例えば私が高校の数学の知識から出発して独力でアインシュタインの一般性相対理論にきょう到達したとする。それは社会的に見れば全く意味がない行為だ…

ストレスと行動

お腹が減ったので食事をする。 これを分節すると、まず、ひもじい、というストレスがかかり、心がたわむ。別の言葉でいうと、自己の全体性が毀損される。するとそのたわみを戻そうとする、つまり全体性の回復欲求が生じ、結果、行動する。つまり食事をする、…

利他行為が価値観を生んだ

人は色んなこだわりを持って生きている。例えば朝起きたらコーヒーを淹れて飲む、外出するときはジャケットを着る、食事のときは好きな物から食べ始める、遊びは本気でする等など。 こだわりとは意識的に選んだものだ。無意識から立ち上がる依存や癖とは違う…

ストレスと行動

お腹が減ったので食事をする。 これを分節すると、まず、ひもじい、というストレスがかかり、心がたわむ。別の言葉でいうと、自己の全体性が毀損される。するとそのたわみを戻そうとする、つまり全体性の回復欲求が生じ、結果、行動する。つまり食事をする、…

利他行為が価値観を生んだ

人は色んなこだわりを持って生きている。例えば朝起きたらコーヒーを淹れて飲む、外出するときはジャケットを着る、食事のときは好きな物から食べ始める、遊びは本気でする等など。 こだわりとは意識的に選んだものだ。無意識から立ち上がる依存や癖とは違う…