日常

物語としての映画 映画から学ぶ人生への態度

先月1ヶ月 Netflix を契約して、映画を何本か見た。 監督の意図は別にして、私から見た映画の主題について感じたことを書いてみたい。物語から見た映画の型 1 異質なものとの出会い 主人公が異質なものと出会い、 1) 摩擦が起こり、その摩擦を解消するため…

物語としての映画 映画から学ぶ人生への態度

先月1ヶ月 Netflix を契約して、映画を何本か見た。 監督の意図は別にして、私から見た映画の主題について感じたことを書いてみたい。物語から見た映画の型 1 異質なものとの出会い 主人公が異質なものと出会い、 1) 摩擦が起こり、その摩擦を解消するため…

子供の幼い時の写真を見ると、なぜ胸が痛くなるのか

自分の息子や娘の幼い頃の写真を見て胸が痛くなった経験は、多くの人が持っていると思う。 私は長らくその原因が、ちゃんと子育てが出来なかった、という後悔から来ているものだと思っていた。 きちんと子育てできた人はこのような後悔を持つことがないのだ…

今、合意できることを合意する

保守か革新か、右か左かではなく、今すぐ合意できることをさっさと合意して実行したい。国家と国家 紛争はないほうがいいに決まってるでしょ。 ここ半年ほどのエチオピア政府軍とエリトリア軍によるティグレ地方での虐殺・強姦・略奪は市民が対象になってい…

苦は生き物の常態である

人は言語を生み出し、文字を発明して、知識を蓄積した。科学と技術を発展させ、 多くの苦い経験から、より快適な社会を創り出そうとしてきた。 今、世界を見渡せば、イスラエルは国際法に違反して、パレスチナ人の家を壊してパレスチナに入植を続けている。…

もやしをつくる 生き物を食べる

野菜の種子をまいて発芽させ、開花・結実・収穫する中で、最も心が動く瞬間は発芽した時だ。 黒い土の中から芽が出て、緑の双葉がすくっと展開する。 あんなに乾燥して、コロコロと転がっていたけれど、本当に生きてたんだな、と思う。種子を見るととりあえ…

マイブームの終わり

20年ほど前にマイブームという言葉が流行った。 確かに何かに取り憑かれたように、あることに熱中することがある。 そこまでいかなくとも、なんとなく毎日反復してしまう行為がある。 マイブームとはうまく表現したものだ。 私は、元来生野菜はほとんど食べ…

13 jours en France パリの13日間

1968年2月、フランスでの冬のオリンピックのために作られた。 作曲はフランシスレイ。 日本語訳では『白い恋人たち』で、当初はザピーナッツがカバーした。 オリジナルの歌詞はフランスでのオリンピックを唄う歌詞だが、日本語では失恋の歌詞になっている。 …

同じ反応をしてしまうこと 同一刺激同一反応

喋っていると時々あるのだけれど、ある話題になると必ず同じ反応をする人たちがいる。 人は全体として統合された一つの人格を持っているのだから、同じ刺激に対して同じ反応をするのは当たり前なのだが、その時々によって前提が違っている。にもかかわらず同…

小林秀雄の『無常ということ』

本居宣長に興味が湧いて『古事記伝』を読みたいと思ったのだけれど、とっつきが悪いのでとりあえず小林秀雄の『本居宣長』を読み始めた。ところが本居宣長本人のところまで、なかなかたどり着かない。山鹿素行から始まって伊藤仁斎・荻生徂徠・賀茂真淵と辿…

コーヒーの淹れ方

先月2月に体調を崩して以降、回復後もコーヒーを飲まなくなった。 今までの試行錯誤の結果をここに書き記しておきたい。私が好きなコーヒーの味はフレッシュな酸味やフルーティーな香りではなく、コクと苦味が利いた深い味である。以下はその味を得るための…

食べたいものが食べれる幸せ

先日食中毒になった。 腹部の激痛から解放されて、布団の中でぼんやりと横たわっている時、突然魚の干物が無性に食べたくなった。 他に何か食べたいものはあるかなと考えると、思い浮かんだのは、かえしの利いたそばつゆにつけたそばと筑前煮、魚の天ぷらだ…

どうすれば人生を変えれるのか

日常生活は惰性で続けがちだ。 変えたいと思っていてもなかなか変えれない。 日常は慣れているから快適なのだ。 新たなことに踏み出すのは未知なのでハードルが高い。 ではどういう時に変えれるのだろう。先日食中毒を経験した。 激痛も収まって布団の中で横…

バーベキュー

両親が田舎に引っ越した時、帰省すると、バーベキューを庭でよくした。 ドラム缶を縦半分に切って、炭焼小屋でもらってきた炭を入れて、猟師から買ったイノシシ肉を焼いた。 最初のうちこそ珍しく楽しかったが、夏の昼間は暑さを避けるため、夜は蚊を避ける…

心揺さぶる外国旅行 または非日常での自己崩壊

大学を卒業した1986年春、私は人生初めての外国旅行に出かけた。 最初の目的地はタイだったが、地球の歩き方のタイ版はまだ刊行されていなかった。東南アジア版と言うくくりで刊行されていた。 バンコクのホテルもレストランもわずかしか紹介されておらず、…

西ヨーロッパではなぜパンが主食にならないのか または主食とパンと米

主食とはお腹を満たすために、おかずと一緒に咀嚼する固形物と定義する。 米は主食になり得るし、実際ほとんどの米食地域で主食になっている。 伝統的な米食文化地域では、米はすべて主食になっている。 主食になっている米料理の特徴は塩味が付いていないこ…

仮説の役割

科学の進展の歴史を振り返れば明らかだが、提出された仮説が現代でも生き残っているのはごくわずかだ。 そのときどきの提出者は最大限論理的に慎重に思考し提出した。 にもかかわらずその多くが否定されてきたのだ。 この視点から見ると、仮説の役割は正しさ…

目標を決めてお金を貯めるか お金を貯めてから目標を決めるか

価値が保存できる貨幣の出現以前は、まず目標があって、その後目標に向かって行動し、それを達成した。 目標に向かって行動するのだから、行動するほどに目標に近づきウキウキした 。 貨幣の出現後、目標とその達成までに貨幣がワンクッションあいだに入った…

遺伝子と個体 1補足

バッファゾーンで気になる個体に遭遇した時はどうすればいいのだろう。 ほっておけば明らかに死んでしまう。 可哀想で仕方がない。 私の住んでるアパートの通路部分の夜灯にコクワガタが飛来することがある。 夜が明けると直射日光が差し込んでセメントの温…

遺伝子と個体 1

稲や小麦は世界中で作付けされている。 それはコメやコムギが種として繁栄していると言っていいのだろうか。 人を使って個体数や生息領域を拡大していると言えるのだろうか。 そしてその数の増大はコメやコムギにとって望ましいことなのだろうか。 豚や鶏は…

同情と共感

困難な状況に陥ったとき、人から、可哀想、と思われることに多少の抵抗感がある。 可哀想とは同情ということだと思うが、可哀想と思った時、知らず知らずのうちに自分とは別世界の存在だと対象を見ているからだと思う。自分は安全な場所に立っている。 その…

ジェイソン モロニー

先日バンタム級で井上尚弥と対戦したオーストラリア出身のジェイソンモロニーのしゃべっている動画を見つけた。 最初の1分30秒までしか見ていないがモロニーのイメージが全く変わった。 私は日本人なので井上尚弥の対戦動画はいくつも見てきた。 対戦後のイ…

江戸時代の武士の覚悟

先日山形県に旅行に行った。 米沢に行ったおり、以下の看板を見かけた。 要約 戊辰戦争の時、会津藩が友藩米沢藩に援軍の要請をするため二人の使者を送った。 二人の到着を知った米沢藩が早速城内に招き入れ話を聞いたが、既に米沢藩の情勢が変化していて援…

江戸時代の武士の覚悟

先日山形県に旅行に行った。 米沢に行ったおり、以下の看板を見かけた。 要約 戊辰戦争の時、会津藩が友藩米沢藩に援軍の要請をするため二人の使者を送った。 二人の到着を知った米沢藩が早速城内に招き入れ話を聞いたが、既に米沢藩の情勢が変化していて援…

続 宝の持ち腐れ

人が作ったものはすべて役割を示す名前がついている。 ドライバーといえばネジを回す役割を担った物だ。 スピーカーといえば電気を使って音を出す役割を担った物だ。 ソーサーはカップを乗せる役割を担ったもので、平らだからと言って目玉焼きは乗せない。 …

続 宝の持ち腐れ

人が作ったものはすべて役割を示す名前がついている。 ドライバーといえばネジを回す役割を担った物だ。 スピーカーといえば電気を使って音を出す役割を担った物だ。 ソーサーはカップを乗せる役割を担ったもので、平らだからと言って目玉焼きは乗せない。 …

宝の持ち腐れ

若い頃ネパールで一か月以上入院した事がある。 ある日、同室患者の見舞い客が私に缶ジュースをひとつくれた。 お礼を言って受け取ったのだけれど当時はプルトップなどなく、道具を使って缶を開けなければならなかった。 私は缶切りなどというものを持ち合わ…

死は生に何をもたらすか

人はいづれ死ぬという意識は生に何をもたらすだろう 1 自分の死について 2 仲間の死について1 自分がいづれ死ぬと言うことを意識すると人生にどのような影響を与えるだろう。 1)生の有限さを自覚するだろう。 それは以下の二つを生み出す。 1))生への執着 限…

死は生に何をもたらすか

人はいづれ死ぬという意識は生に何をもたらすだろう 1 自分の死について 2 仲間の死について1 自分がいづれ死ぬと言うことを意識すると人生にどのような影響を与えるだろう。 1)生の有限さを自覚するだろう。 それは以下の二つを生み出す。 1))生への執着 限…

もし永遠の命が手に入ったら人はどう生きるか

人生を永遠に続けられるとしたら最終的にはどのような人生観を持つことになるのだろう。 多くの失敗を繰り返して望んだ価値の実現を達成するはずだ。 タレントになりたい、 学者になりたい、 バイオリニストになりたい、 裁判官になりたい、 田舎暮らしをし…