imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

ブレンドコーヒー ブレンドの役割

単一の産地だけの豆を使ったストレートコーヒーに対して、複数の産地の豆を使ったコーヒーをブレンドコーヒーと言う。

今ここで使うブレンドコーヒーは、特別な使い方をしている。一度だけの焙煎ではなく、複数回の焙煎の豆を混ぜた豆のこと、とする。

上手な焙煎士は理想に近い状態で焙煎を仕上げることが出来るかもしれないが、焙煎屋に行くとよく分かるけれど、多くの焙煎士はその時々で、焙煎のばらつきがある。なので、複数回の焙煎豆を混ぜれば混ぜるほど、マイルドに、よく言えば、平均的な、悪く言えば、特徴の抑えられた味に仕上がる。

ここで大切なのは以下のことだ。

例えば3種類の焙煎した豆を混ぜたとする。その3種類の焙煎豆が、どれも苦みが強かったとしても、3つ混ぜたからと言って、当たり前だけれど、苦みが3倍にはならないことだ。苦みは1倍どまりである。しかし渋みや酸味はそれぞれ平均化されてマイルドになる。つまりブレンドすると、良いことばかりしか起こらないだろう。

以上のことは複数産地を混ぜ合わせても、つまり日常使われる意味でのブレンドコーヒーでも同じことが起こるだろう。味はより平均的に、よく言えば飲みやすくなる。

複数産地のブレンドは、その長所が意識されていると思うけど、複数焙煎のブレンドも同じ自ことが起こる。もっと多用しても良いと思う。