imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

人は変わらず、社会は変わらず、危機は変わらない

ここでは、資本主義志向を自分の快適を志向すること、脱資本主義志向を共感・利他を志向すること、という意味で使う。

 

結局どれだけ脱資本主義の方向に先鞭をつけようとしてシステムを開発し、拡大しようとしても、マジョリティが資本主義志向であれば、後発のイノベーターが自分の儲けの為に別のシステムを開発してしまい、人々を資本主義に引き戻してしまう。資本主義志向と言う、自分の快適を追求することも、脱資本主義志向と言う、共感・利他を大切にしようとする心も、どちらも遺伝子に載っている。

しかし平常時であっても、共同体が解体された結果、人は孤立し、不安に覆われている。不安な状態は自分の快適を強く求めてしまう。自分の存在が脅かされているので、共感・利他どころではないからだ。

結局人は快適を求め、社会の基盤である共同体を掘り崩していく。特に今、先進国の間で危機意識が広がっているのは、地球上に外部が存在しなくなったからに過ぎない。つまり経済的に言えば、大きく儲けれるところが無くなった、環境的に言えば、二酸化炭素を含めた、ごみを無料で捨てる場所が無くなった、と言う当然の帰結に過ぎないと思う。