imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

末尾に訂正 エッセイ 日本にはショウガの種類が足りない ブログ

簡潔に書こう。日本にはショウガの種類が足りない。伝統食で、煮物や汁物にショウガを入れる料理を私は知らない。つまり日本で使われているショウガは伝統的に生食を前提としてきた。ショウガはおろして、または漬けて食べるものだった。故に長年をかけてそのように性質は選択され、品種改良されてきた。

 

食の近代化、西洋化とともに、ショウガを炒めて使うようにもなった。豚の生姜焼き、鶏モモの照り焼きはショウガが欠かせない。ショウガに火を入れることはすっかり日本に定着した。

 

しかし使うショウガは生食用のショウガなのである。甘味が出て美味しくなるからそのまま流用しているが、本来ならば、加熱用のショウガの品種があってしかるべき、と思う。

 

お隣の中国では基本生ものは食べないようなので、ショウガもすべて火入れをしているのではないかと思う。つまり火入れを前提にした選択、品種改良がされてきただろう。

タイはいくつかのショウガの品種があるが、すべて火入れ用である。

 

なので日本は、中国やタイから火入れ用のショウガをまず輸入して、その後時間をかけて日本の料理に合うように品種改良したショウガを普及させるのが良いと思う。

 

それは日本の食文化を豊かにすると思うし、新しい料理が生まれるきっかけにもなると思う。

 

訂正

 

上記の話を娘にしたら、煮魚にショウガを入れただろ、と言われて、ネットで調べてみると、江戸時代、ショウガは味噌汁の常用の具であった、と書かれていた。

間違いました。訂正します。江戸時代もショウガは火入れして使われていた。

 

ただ2種類の調理法に対して、1種類のショウガしか今のところないので、それぞれの調理法に合った品種を改良するほうが、食文化を豊かにすると思う。

 

しかし考えてみると、ニンニクも1種類しかない。生にも火入れにもどちらの調理法でも使える、ということなので、便利だともいえるが、ニンニクも調理法に合わせた品種改良をすれば、より調理を楽しめることになると思う。