Generated AI、チャットGTPが世に出回っている。今までは、シンギュラリティは来ない、というのが常識だったが、新しい技術Large Langage Model?でそれが崩れていってるようだ。
その基本的根拠は、人の全ての認識は脳内での化学反応の連続に過ぎない、故に化学反応であれば、再現可能である、という考えだと思う。
で、思いついたことを書いてみたい。
感情
言語ゲームという社会学の考え方がある。人の内面ではなく、振る舞いだけを観察して、社会全体を説明しようとする考え方である。AIの場合もこれの類推で良いと思う。つまりAIがどんな気持ちかを見るのではなく、AIのふるまいを見て、それが感情的だと思えたなら、AIは感情を”持つ”と考えるのである。
感情とは、振る舞いから見て単純化すれば、快と不快の組み合わせによる行動性向、だと思う。これをAI使用に置き換えると、快と不快にそれぞれ重みづけをして、それぞれの場合にやはり重みづけした行動のパターンを紐づけるのである。であれば、再現可能だと思う。
意識
意識とは、究極的には主体感、自分感だと思う。自分感とは振る舞いから見れば、損得で動くことだと思う。だとすれば、損と得は計算可能なので、再現可能だと思う。
創造性
新しい概念を作ることである。具体的に人はどうやって創造性を発揮しているかと言えば、別々の集合の要素と要素を結び付けて新しい集合を作り、意味づけをしているのである。例えば、ゾウと爪切りを一つの集合に括るのは難しい。つまり意味づけするのは難しい。しかし原理が分かれば、後は膨大なパラメーターを積み上げて計算すれば、不可能ではないと思う。
以上、的外れかもしれないが、思い付いたので、書いてしまった。