imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

エッセイ 徒然 ヒマワリの種 2023年6月

私はナッツが好きで、アーモンド、クルミをネットで注文して毎日のように食べている。以前はカシューナッツも食べていたが、バカ高くなったので3年ほど前から買うのをやめた。

余談だが、ピ-ナッツは名前こそナッツだが、あれはナッツではない。ナッツとは堅いカラに覆われた中味の仁のことである。ピーナッツは鞘に包まれた豆である。だからというわけでもないが、英語の nuts には石あたま、とか頑固者の意味がある。ピ-ナッツでは不自然である。

上記に加え、最近ヒマワリも買い始めた。体に良いのか悪いのか知らないが、生でヨーグルトやサラダに入れて食べている。

 

で、生で食べてみて驚いたのだが、その味といい食感といい、栄養満点感が半端ないのだ。

 

それで私は思ったのである。

こんなのを食べれば、そりゃリスも元気になって走り回るだろう、と。私だって元気になって走り回りそうである。

あんな小さな体をして、どうしてあんなにすばやく走り回って元気があるのだろう、と昔から不思議だった。まあ、ヒマワリだけでなく、クルミやドングリや新芽も食べているが。

 

振り返れば、今まで不味そうだと思っていたジュウシマツなど小鳥のエサでさえも、よく考えてみれば、アワやヒエなどの雑穀類がほとんどだから、さぞやミネラルが多くて、栄養があろう。

そりゃ空も飛べて当たり前だと思う。私も食べればきっと元気になるに違いない。空は飛ばないが。

 

更に日本人として振り返れば、私たちは精製した穀物ばかり食べている。ミネラル分の多いヌカやフスマ部分を捨てた白いご飯、白いパンのことだ。

10年程前にイギリスを旅行したことがあるが、ロンドンのスーパーやコンビニで昼食のサンドイッチを買おうとして意外だったことがある。それは全粒粉を使った茶色いパンを使ったサンドイッチが半分ほども占めていたことだ。精製しすぎることに何らかのブレーキが経験的にかかっているのだと思う。

 

飢え死にすることのなくなった現代日本において、栄養とは、ふんだんに摂取できる炭水化物、脂質、タンパク質ではなく、ビタミンやミネラルのことだと思うが、そのビタミンやミネラルをわざわざ削除した物を好んで食べながら、私たちはわざわざ別途お金を払って栄養剤を摂取している。

もちろん口当たりがよく、癖の無い美味しいものが食べたい、という気持ちを大切にすることは良いことだと思う。

 

で、思い出すのが、フィットネスクラブに通っている人が電動自転車に乗っているのを見た時だ。もし心肺能力を上げることが目的で、つまり健康の為にクラブに通っているのなら、わざわざお金をかけなくとも普通の自転車を目的地まで思い切り漕げば、かなりのフィットネスになると思う。実際私はそれを実践していて、満足している。

もちろん筋肉の増強を図る、のなら自重だけでは難しいので、ジムは必須だが。

 

話はヒマワリに戻るが、5年ほど前の7月~9月に東欧を旅行しているとき、一面のヒマワリ畑をよく見かけた。背丈はあまり高くなく、確か腰から胸あたりだったと思う。花も小さく、こんな小さな花からどれだけ種が取れるのだろうと、7月にいぶかしんでいたが、その後、花の大きさはそれほど変わらないのだが、開花後、どんどん種が膨らんできて、花の大きさに比べて不気味なほど種が大きくなっていった。長年の品種改良の結果だろう。その種の大きさを見て作物としてのヒマワリに納得したのだった。

 

で、結局ランダムウォークをして何が言いたかったのかと言えば、ヒマワリの種の栄養満点感に驚いた、ということだ。アーモンドなど他のナッツ類に比べて圧倒的に安い。しかも生で使える。お薦めである。