私は植物が好きで、ベランダで植木鉢を利用して植物を育てているのだけれど、大きめの植木鉢ひとつは特に手を加えないでそのままにしている。今年の夏は、メヒシバとエノコログサが盛大に育った。
ベランダの植木鉢を見ていると、時間がたつのも忘れて、没頭するというか、白昼夢の世界に入り込んでいる。
自分の好きにしていい庭があったら、どれほど楽しいだろうと思う。
庭で思い出したのだけれど、イギリスではガーデニングが盛んなようである。バラの花が思い浮かぶ。
で、こんなことを思った。植物の栽培で管理と放任があるとしたら、私が一つの鉢をある程度自然に任せたように、日本人の庭いじりはどちらかと言うと、放任に傾くと思う。庭の全てを思ったように管理しようとはしないだろう。あるがままを楽しむ、と言う感覚があると思う。
イギリスの庭いじりはどんなであろうか。私のイメージでは、フランスは、フランス料理やフランス式庭園を見ると、自然を人工の力で制圧をするのが好きなように見えるが、イギリスはある程度は野趣を好むのだろうか。以前ロンドンを1週間だけ旅行したことがあるが、思ったよりも控えめさがあって、日本人と共通する部分があるなと感じた。
よろしかったら教えてください。