imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

家庭菜園とベランダガーデニングの違い

庭を利用したり、土地を借りて畑をする家庭菜園はある程度広い面積で草花を植えられるので、ベランダにプランターなどを置いてするガーデニングよりたくさんのことが出来る。思い付いて種を植え、しばらく水をかけておけば、後は放っておいても育っていく。

それに比べると、ベランダはまず土を調達しなければならないし、播種後も水遣りを欠かすことが出来ない。植えることのできる面積も小さいので、植物を厳選する必要がある。植物が大きくなってくれば、一回り大きな鉢に移植しなければならない。ベランダガーデニングは何かと手間がかかるのである。

 

しかしベランダガーデニングはベランダガーデニングで良いところがある。生育条件が悪いので、放っておくと枯れてしまう。こまめに手をかけなければならない。それは結果としてよく観察することになる。その植物に詳しくなるのである。新芽の出方、花芽のつき方などに気が付いてしまうのだ。家庭菜園は栽培面積が広いので、一つ一つの植物を注意してみることが出来ない。

そのことと関連するのだけど、集中力の持続時間の制約もある。10分が限界だとすると、10分で多くの植物を見て回ることは出来無い。より決定的なことはベランダに10回行くのはたやすいが、庭を10回往復するのはかなり億劫なことである。フレッシュな状態でベランダに10回行けば、100分間集中力を持って植物を見ることが出来るのである。

このおかげで、植木鉢に勝手に生えてきたノゲシの花が咲き終わって今とう立ちしているのだけれど、つぼみの出る順番が興味深かった。庭だったら決して気づくことはなかっただろう。

 

実はさらに観察できる場所がある。植えられる面積はベランダよりもずっと小さくなる。机の上である。私の部屋は南向きの窓があるので、そこに机を置いて、特に気になる生き物を置いている。越冬を兼ねて、サボテンのアストロフィツムを置いていたのだけれど、ついつい見てしまうのである。そしてあれこれ気づいてしまうのである。

また植物ではないが、多摩川からくみ取ってきた水の中にたまたま入ってしまったミナミヌマエビ5匹を透明の容器に入れて机の上に置いている。もともとはベランダに置いていたのだけれど、その時は水草に隠れていることもあってよく観察できなかった。水草を枯らしたくなかったので、秋に越冬のつもりで室内に取り入れたのだが、机の上に置くと朝も夜もつい見てしまう。おかげでとても楽しく観察できた。彼らのいろんな習性を知った。

 

以上のように意外な効用があるので、気になる植物、もちろん動物でもいいが、をベランダ、更には可能であれば机の上に置くと、楽しく時間を過ごすことが出来ると思う。