imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

キト エクアドル

22日 木曜 7時半に宿を出てバスに乗ってバスターミナルへ。エクアドルとの国境の街イピアレス行きの10時半発のバスに乗る。右側の窓側の席、と言ってチケットを買ったのに、乗ってみると左側の通路側の席だった。発券売り場のあのお姉さんの笑顔は何だったんだろう。 長距離バスに乗って、窓から景色を見るのが大好きだ。いろんな?を発見して好奇心が刺激される。ここからどれだけ情報を私は読み取れるんだろう、と思って乗っている。 が、通路側。二十四時間も乗るのに。しばらく怒りが収まらなかったが、これも何かの縁、と思って気を取り直すと、隣の窓側の席に30代の韓国人おとこが座っている。驚いたことに日本語をまあまあ話す。 通路側で外の写真を撮れなかった私を気遣ってくれて、私のメールアドレスを訊いて、あとで送ってくれると言ってくれた。 彼はタクシーをよく使うようで、国境で、一人も二人もおなじ値段だから乗りませんか、とお世話になった。タクシーを使って思ったことは、初めての土地でバス停を探し、行き先を確認し、降りる場所をタブレットを取り出してGoogleマップで周りを気にしながら確認する。と言う作業がないと、こうも楽なのだ、と言うことだった。国境越えはいつも疲れるけど、今回は本とに楽だった。イミグレーションもすいてたし。
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23日 金曜 朝10時着。片側一車線でトレーラーなどの大型車がよく走っていて、坂道ではノロノロ運転だった。 彼のタクシーに便乗して国境へ。コロンビア、エクアドルのスタンプをもらって、またタクシーでTulcánのバスターミナルへ。そこから11時半発のキト行きバスに乗る。 19時キト着。そこで彼と別れて、バスとトロリーバスを乗り継いでセントロへ。 ここもトロリーバスがカード方式になっていた。バスはボルボが納品。 ここは治安が良いので違うだろうが、グアテマラシティがカード方式にしたのは、バスにお金が貯まらないように。お金が無いので襲われないので、客も安心して乗れる。もちろん運転手はそれ以上に安堵してるだろう。 セントロの街自体が世界遺産に指定されている。ボゴタよりずっと残っている。
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教会はひどく立派。かつ過剰装飾。その代表が、ラ カンパーニャ教会。写真撮影禁止だったので、ネットで調べてみてください。 http://es.m.wikipedia.org/wiki/Iglesia_de_la_Compa%C3%B1%C3%ADa_(Quito) 写真だけでも見てください。教会内、総金箔張りの赴き。 この金をどうやって手に入れたかを考えると今のインディヘナの現状を考えずにはいられない。ただローマカトリックの宣教師達も彼らに教育を施し、生活状態の改善に務めた。結果インディヘナをさらに搾取しようとしたスペイン王国と衝突し、1767年、イエスズ会が新大陸から追放されている。もちろん本国での国王と教会の対立があったのだろうけど。 物価 ランチは2ドルから2、5ドル。 市内バス、25セント。 インターネット屋。1時間50セント。 コメ1リブラ(460グラム)50セント。 大卒の初任給 350ドル。1日だと約15ドル。 床屋 1、5~2、5ドル。 卵 10個 1ドル。 バナナ1本10セント。 畑の境界、霊園などに、ユーカリの植林がとても多い。一時はユーカリは成長が早いけど、土地を痩せさせる、と言われて敬遠されたものだが。 痰吐きがとても多い。バスの排気ガスがひどく、高地で空気が乾燥しているので気管が炎症しているのか。グアテマラシティのように唾を吐いているのではなく、粘性の透明な痰。 旧市街は電気、電話は地下化、ガスはプロパン。 商店が強盗対策に警備員を雇っていない。時計屋や宝石屋でもいない。中米以来、こんな国は初めて。今までもすべての店が雇っているわけではなかったが、お金が集まりそうな店や、高価な物を扱ってる店には散弾銃や短銃携帯の警備員が大抵いてた。警備員の支払いが商品の値段を上げていた。 教会の床は板張り。 長距離バスの停車ごとに物売りが入ってきた。ホンジュラスニカラグア以来。 車はフォード、クライスラーのシボレーが多かった。もちろん日本車、韓国車もかなり走っている。 国際電話屋 ある店に、電話をかけれる国が書いてあったが、張り出された紙の一番上がコロンビア、2番目が何とハイチだった。ずっと政情不安定なので、難民かつ労働者として多くの人が働きに来ているのだろうか。 ゴミ捨ては少ない。街にはゴミ箱も公衆便所もある。トイレは世界遺産に指定されたから設置したのだろう。 勝手に駐車場係。メキシコからここまで、車がよく駐車する公共の道路には、勝手に駐車場係がいて、頼みもしないのに、車を誘導して、縦列駐車の世話を焼いてくれる。出るときも後方の車の確認をして如何にもの大袈裟なジェスチャーで送り出してくれる。もちろんチップを払う。たぶんここだと25セント辺りを貰ってるんじゃないかな。 こちらでは駐車場に誘導係がいて、出るときチップを渡す習慣がある。そこからの拡大解釈だろう。 初めてメキシコで見たときは、この、我が物顔で混雑している道路を歩き回り、大声を出し、口笛を吹いて交通誘導してる男が何者なのか分からなかった。 ただ公共の道路に止めてる運転手にすれば、番をしてくれてることになるので、安心ではあるだろう。 食堂で、子供がガラスコップを落として割った。ところがその母子は謝りもせず、そのまま食事を続けた。で、従業員がそそくさとホウキで客の足元のガラスを掃いていた。パナマでもおなじ風景を見た。 謝るとコップ代を請求されそうなので謝らないのだろうか。 街の代表的教会、サンフランシスコ教会。
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シリカ
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フリタード。豚肉のいろんな部位の盛り合わせ。少しの油で低温で揚げてある。蒸した大きな白いトウモロコシとマッシュポテト弾けてない揚げ乾燥トウモロコシが付け合わせ。これは3、5ドル。
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優しい味のジャガイモの煮物ロクロ。チーズか牛モツのセンマイが入っていることが多い。辛くて白いサルサがかかってる。これは1、5ドル。
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セビチータ。セービーチェ(魚介類のマリネ)の魚介類が入ってないバージョン。替わりにゆで豆やゆでトウモロコシが入っている。ポップコーンと揚げバナナは必須。トウモロコシはすべて乾燥トウモロコシを使っている。生のトウモロコシが使えるのはほぼ5月の収穫期だけ。これは1、25ドル。
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エンセボジャード。魚出汁のスープ。セボージャとはタマネギのこと。これもポップコーンと揚げバナナが必須。普通は2ドル。
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トルティーヤ デ ベルデ。ここに来て、トルティーヤがこんな風になってしまった。パン粉のついてないジャガイモコロッケ風。
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ティータ。牛ミノとジャガイモの煮物。ゆで玉子がのっている。1、5ドル。お腹一杯になる。
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