解けない謎は3種類ある。
1 そもそも解けない
2 難しくて解けない
3 優先順位が低くて解けない
以下簡単な説明
1 そもそも解けない
例えば、なぜ自分は生きているのか、や、人生の意味は何か、などだ。
この謎に対する態度は、他人の答えを簡単に取り入れないことだ。自分で悩むことが大切である。抽象的な言い方だが、悩んでいろいろ考えたことが人生の糧になる。もし悩む機会があれば、悩んでみる価値がある。
2 難しくて解けない
例えば、10年後の日本の経済状態、心脳問題(意識はどうやって生まれるか)、ウクライナ戦争の今後の展開など。多くの人が仮説を出しているが、現時点では正解が分からない。
この謎に対する態度は、もし関心があるのなら、投げ出さず、諦めず、地道に興味を持ち、自分なりに考え続けることである。気が付けば、その道の〝専門家〟になっているだろう。
3 優先順位が低くて解けない
日々疑問に思っては、忘れ去っていく日常的な謎である。レンコンの旬っていつかな、クワガタって越冬するのかな、デーツの原産地ってどこかな、などだ。
この謎に対する態度は、その都度コツコツと解いていくことである。現代はスマホという道具があるのだから、世界の全ての既知の謎の答えは1分で入手できる。ひとつの謎を解くと、更なる謎が現れて世界が広がっていく。世界は謎に満ちたワクワクランドになる。1分という僅かな手間を惜しまないことだ。
量子力学に関係するような難しい知識も、既に解かれた問題は難しくても必ず解ける。ただ優先順位が低いだけだ。そこは勘違いしないように。
以上を主観的にまとめれば、謎は解かれるために目の前に横たわっている。言い換えれば、私の世界を広げるために、もっと主観的に言えば、私を楽しませるために目の前に広がっている。楽しまない手はないと思う。