imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

旅行者の知らないマレーシア

クアラルンプールの中華の集合屋台で騒々しい飯を食う。ママックのインドレストランで、吊るされたモニターの映画を見ながらカレーを手で食べる。どっぷりマレーシアに浸かった気分になる。

が、あなたの注文を取りに来たのはマレーシア人ではない。あなたの料理を運んできたのはマレーシア人ではない。エージェントでビザを取って入ってきたか、密入国してるかは別として、彼らのほとんどは外国人である。インドネシアから、ミャンマーから、インドのタミルナドから。私の滞在している家の隣家にはカンボジアから来たメイドがいる。

マレーシアはお金持ちの国である。アラブの産油国のように、アメリカ合衆国のように。3K労働は外国人にさせているのだ。中国人は中産階級を形成し、落ちこぼれがいても強い血縁コミュニティーで面倒を見ているのだろう。マレー人はブミプトラ政策のお陰で、優先的にいい仕事に就ける。で、インド人の一部がマレーシア人のなかでは底辺を形成している。弁護士や医者の3割がインド人であるにも関わらず。もしマレーシア人で3K労働をしていたらそれはインド人だろう。私の滞在してる家の前をお菓子を山ほど荷台に積んで音楽を鳴らしながらオートバイでゆっくり流してるインド人がいる。いったい誰がこの暑いなかわざわざ家から急いで出てきて古いお菓子を買うのだろう。ひとつ100円もしないお菓子が一日いくつ売れるのだろう。これで生活が成り立つのだろうか。彼らはカンカン照りのなかゆっくりバイクを流している。ハンドルに日傘を着けてるバイクもある。この仕事は伝統的にインド人がしてきたようだ。

が、商売をしているインド人は郷里、タミルナドから知り合いを連れてきて、労働力として使っている。

中国人が家に外国人メイドを入れてるのは日常の風景だし、田舎の農場労働者も外国人が多い。

マレーシアは日本人が思ってる以上にお金持ちの国だ。