imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

旅行者の知らないマレーシア3

画像
ビル1階の店舗やそのまわりの通路に中華屋台がところ狭しと並んでいるのをよく見かけるだろう。多くは角地にある。こう言う形態をホーカーと呼ぶ。ホーカーでお世話になる旅行者も多いはずだ。麺や海南鶏飯のご飯ものが1食5から6リンギット(1リンギットは30円)で食べれる。インドレストランに行くと7から8リンギットなので、中華の屋台は量は少なめだが、軽く食べるにはちょうどいい。店の奥のカウンターが飲み物を提供している。注文した物がテーブルに届いたときにそれぞれお金を払う。数人で行って、違う屋台で頼み、食べ物を持ってきたときに支払う。おごることの出来ない支払い方法。屋台には値段が書いてあるので、ぼられる心配もない。お茶だけ頼んでお喋りしている人たちも多い。中国茶なら0、6リンギットほど。 で、ここの場所を提供している人はどこにいるのか。実は飲み物を提供している人が場所を貸しているのである。自らは飲み物を客に売り、屋台からは場所代をとる。私の滞在しているKL郊外だと、水道、電気代込みで屋台1台で1月1000リンギットあたり。ガスはプロパンなので屋台が自分で持ち込む。 テーブルを拭いたり、イスやテーブルを整えるのは、飲物屋が雇った外国人労働者たちだ。よく働くミャンマー人が多かった。アパートの一室に詰め込まれて寝ているのだろう。寝食付きで1日50リンギット程を貰っていると言う話だが。 中華屋台で調理してるのは外国人ではなく中国人が多いけれど、注文を聞いて、料理を持って来るのはほとんど外国人だ。さらに外国人が調理もしていることがあって、これは以下のようである。 オーナーの中国人はいくつも屋台を出店していて、現場は安い外国人に任しているのである。外国人に調理させて大丈夫か、と思うけれど、自分の家で半完成品状態のものを大量に作り、それぞれの屋台に配って回る。あとは温めるだけ。 余談だが、ワンタン麺と言うと日本ではワンタン入りの汁麺を指すが、ここでは、ワンタン麺と言うのは麺の種類のことなのである。細い黄色いめん。例えばカレーワンタン麺と言うと、カレーをかけた黄色い麺が出てくるのだ。最初、戸惑った。