考えがまとまらないときがある 。同じところを堂々巡りしてたり 、ふと気がつくと別のことを考えていたり 。
その理由は ほぼひとつだと思う 。素材を乗せているまな板の上に別のものが混じり込んでいるのだ 。一つの集合の中に 異物が混じっていてうまく抽象化できないのだ。
例えば、ポチや太郎や次郎といった 犬の集合の中にタマという猫が入っていて 、集団行動をする生き物 、という抽象化をして、 故に序列をつける、というように論理を進めたいのだけれど、 タマがいて矛盾が生じる。 タマが犬でないことに気づかない限り考えが進まず 、堂々巡りしてしまう。 異物が2つ混じり混んでいれば、ほとんど手のつけようがないように感じるはずだ。
解決法は一つしかない。 素材の一つ一つを吟味して 、同じ集合に括れるかどうか検討することだ。