imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

ヒンズー教寺院の特徴

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ヒンズー教寺院 は神の住むところである 。寺院の中心にある聖室、グリハガルパと呼ばれる 窓のない暗い部屋が神の住処である。故に毎日食べ物や水を供え、ロウソクを灯す 。 ヒンズー教は非常に水と親和性の高い 宗教である 。寺院には沐浴する場所があり、大きな寺院は 川のそばに立っていることが多い。 聖体は僧侶によって水をかけられる。 低カーストが低カーストである由縁は、彼らが穢れたものに触れているからである 。逆に言えば高カーストは穢れたものに触れてはいけない 。ヒンズー教徒は穢れたものを異常に嫌うのだ。水は穢れを落とす聖なる物質でなのである。 宗教建築の第一の使命は聖なる空間の演出である 。ヒンズー教寺院の場合、聖なるもので 埋め尽くして聖なる空間を作ろうとする。そのことによって穢れを祓う。 ヒンズー教では寺院に全面装飾をして聖なる空間を作り、穢れを祓う。装飾は壁に限らず屋根にも及ぶ。壁にはヒンズー教の神々やラーマーヤナの有名な1場面が 彫刻され、 屋根には小さな祠が並べられる。 ヒンズー教寺院のあの 過剰とも思える全面装飾は、 神経質なまでの穢れへの嫌悪だと思う。