imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

国境近くの町 ウエウエテナンゴから小さな村サン ファン アティタンへ。

20日 土曜 久しぶりに移動。シェラからウエウエテナンゴヘ。11時過ぎにバスに乗って、2時過ぎに着く。20ケツァル。教えて貰ったホテルシナイがミアタラズ、水シャワー共同の、20ケツァルの安ホテルに。宿の半分が、家族世帯の居住者で、子供が7~8人いてとても賑やか。今日は土曜だし、夜になっても賑やか。どん詰まりにもかかわらず車もよく来る。 日曜市の風景
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21日 日曜 san Juan atitanへ。ラ メシア国境行きのバスに乗って途中下車。10ケツァル。バンに乗ってアティタンへ。10ケツァル。山にへばりついた村。
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舗装道が村までできていた。最近できたばっかり。多分村一軒の宿泊施設を見つける。20ケツァル。トイレもシャワーもきれい。電熱シャワーが電線が切られてヘッドだけ残っていた。むろん水。高地での水浴びは、血管が収縮して脳血圧が上がって脳が痛かった。二日目からは母屋の電熱温水シャワーを借りた。2段階切り替えで、4000ワットと5500ワットだった。グアテマラの電圧は120ボルトほどなので、かなりの電流を流してることになる。 夕方、山からざわめきが聞こえてきて、暫くすると五ミリ程の雹が轟音と共に降ってきた。 中央広場の後ろの高台にあって見張らしも良い。ここから山を見ると、山の斜面にへばりついた集落があちこちに見える。
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ここと同じように、車道は水平に一本通っているだけだろうから、そこから外れた家は、建築資材はすべて人かロバが運んだのだろう。と言っても日干しブロックはそこで作るだろうから、実際はとたん屋根ぐらいか。古い家は瓦屋根を使っているが、車道がなかった頃はロバが運んだのだろう。つまり瓦を焼く場所はあちこちにあったのだろう。もしくはここで作れる板屋根か。 村を歩くと、すべての人にじっと見られる。娘達はひどく大回りをして通っていくか、店に入ってすれ違わないようにしている。男は、どこから来た、とか散歩してるのか、とたまに聞いてくる。子供は笑って隠れる。挨拶をしても全く無視をするお婆さんもいる。 作物はほぼすべてトウモロコシ。ソラマメとインゲン豆との混植をしてるが肥料が足りないのか小さい。 ここの土壁は新しいのをよく見かける。ナワラやサンペドロでは新築はほぼすべてセメントブロックだった。板も茶色い防水材を塗らないで無垢で使っているのをよく見かける。それらは美しく見える。奥にある小さな付属の建物がサウナ小屋。ナワラのよりかなり小さい。
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夜中も何度かひどく雨が降った。滞在中、午後は必ず豪雨になった。午後から夜にかけて、台風並みに雨が降った。斜面を切り開いた畑だらけだが、よく崩壊しないものだ。何か伝来の工夫があるはずだ。山の下では少し豪雨が降ると、道路が寸断されている。 22日 月曜 今日も午後から冷たい雨。昼過ぎ、本家にお湯を浴びに訪ねたが留守。玄関の戸は開けっぱなしで、腰の高さの木枠が立て掛けてあった。この村には泥棒はいないようだ。 この村で初めて見たものは、雨どい。かなりの家に雨どいがある。水は山から引いて豊富にあるので、貯水用ではない。人に当てないためか、壁に当てないようにかだろう。壁は立ち上がりから土壁。シェラは雨対策として立ち上がりは切り出し石やセメントブロックを積んでいることが多い。ナワラは立ち上がりから土壁だったが、雨どいはなかった。降水量が違うのだろう。 水道代は無料。ガスは食堂ではプロパンガスを見掛けた。家庭では薪。電気はほとんどの家で引いているが、私の隣家は夜は真っ暗。その中で人の楽しそうな声が聞こえてくる。家の中にきっとロウソクがあるのだろう。 ナワラと同じく土壁のサウナ風呂がある。トイレも土壁作りの一坪ほどの小さな建物が別棟である。台所は煙が出るにもかかわらず、母屋の中。 中央広場の横に草原があってそこが公衆トイレになってる。女の人が茂みに入ってしゃがんでは出てくる。紙は使っていない。 これからメキシコの国境に行って働いてくると言うおじさんに出会った。マヌエル ガルシア。正式の民族衣装を着ていた。しっかりとした帽子、腰には木製の木鐸みたいなのを下げていた。
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間違いなくメキシコ人にバカにされると思うが、これが民族の誇りなんだろう。酒を飲んでいたのかもしれないが、話すときモジモジせず、一切無駄な動きをしない男だった。父親らしき男と二人でピックアップトラックに乗って行った。 23日 火曜 午後から豪雨。cardo de res,guisado de pollo,carne asado等どれも15ケツァル。これはシェラの市場の食堂と同じ値段。ただ肉が大きい。
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対面に山が広がって素晴らしい。ぽっかり浮かんだ雲と、その影が斜面に写る具合が立体感を際立たせる。午前中はずっと山を見ながら過ごした。
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景色は広がり、刻々と変化して、山小屋風の土壁の部屋は広くて、暖かく、きれいで、木の天井で、窓は小さく、そして食堂も近くで、親切で、量も多くて、言うことがない。 24日 水曜 シェラに帰る。 典型的な家
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中央広場で集ってる村人 ほとんどの男も民族衣装。が、写っているのはほとんど女性。
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村の食堂のキッチン。
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私の宿泊施設。
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留守文様 ここに座っていつも景色を眺めてた。
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