imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

ロバ

日本語の Wikipedia によると ロバはウマ科ウマ属 ロバ亜属の哺乳類 で、 現在のロバは 5000年前の アフリカノロバ から家畜化された 。 乾燥や山道に強く、少ない餌で維持でき、寿命が約30年と長い。恒常的な群れは作らない。 他に 、記憶力がいい、という意外な記述も見られる。

ウマとの比較が 書かれていて 、ウマは好奇心が強く、社会性があり(つまり集団を作る)、気質は繊細 。対してロバは好奇心が弱く、社会性も弱く(つまり 集団を作らない)、気質は駆け引き下手で頑固、とまるで人間のように書かれている 。

ロバはエジプトからスーダンエチオピアで非常によく見た 。スーダンの田舎でおじさんが 、大木の 木陰 で草を食んでいた 自分のロバを指さして、 ベリーストロング 、と言ったのが とても強く記憶に残っている。 これらの地域ではロバはまず何よりも荷物運びとして重要だった 。畑の収穫物を家の庭まで運んだり、水場 の水を家まで運んだり。 気性 が穏やかなので 子供が操つることが多かった。 通行人がロバの前を通るときは 、まるで物でも押すように 顔を押されて通ることがあるのに、 馬の前を通るときは必ず 大回りして通っていた 。

エジプトの都市でもロバは行商の荷車を曳いていた 。非常に忍耐強いようで 、都市の空き地に短い紐で 強い日差しの中 、家の壁に向かってくくりつけられているのをよく見たが、動かずにじっと立っていた。

田舎では大切に扱われていたが 、都市では 、非常に 短い紐に繋がれていたり 、荷車を引く綱で腿の皮膚の皮が破れて出血していたり、 細い枝で強く叩かれているのを何度も見た。 また早く走りすぎないように、 前足と後ろ足 の一組だけをヒモで短めに縛って歩幅を短くしていることがあった 。そういう場合大抵皮膚が擦り切れて出血していた。 田舎でも子供は手荒く扱うことがあった。

大型動物は自分に引き付けて見てしまう。特に表情があればなおさらだ。 共感してしまうのだろう。

早く単車や耕運機の値段がもっと下がって使役動物を解放してほしい。開放とは具体的には数が減るということなのだろうけど。 ましてや観光用に使われる動物、例えばエジプトでよく見た観光客を乗せる馬車曳きウマや、鎖で皮膚が破れて出血しているインドの 観光客を乗せるゾウなどもってのほかだ。