ホームステイ

グアナファトから出ようと思っていた日に、ふと歩き方を見ると、ホームステイが一日２６０ペソ（約２０００円）で出来ると書いてあった。行ってみると即日から滞在可能とのことで５日泊まってきた。中心地から歩いて10分ほどのところ。お母さんと３０才の息子の二人暮らし、と思っていたが、あとでお母さんの弟が隠れるように住んでいることが分かった。廃人のような風貌で、ほとんど部屋から出なかった。 台所はいつもきれかった。

私の部屋もきれい。

紹介されたときは、息子は働いてるとのことだったが、５日間、私と一緒だった。少しお調子者で落ち着きがなかったが、楽しい気分にさせてくれた。ぼろぼろのフォードを持っていて姉妹の家をよく行き来した。ガソリンは５リットル位を小まめに入れていた。リットル１２、５ペソ。石油輸出国のわりに高いのに驚いた。 #訂正です。調べると、メキシコは原油輸入国で2013年は4.1兆円の輸入。 お母さんは落ち着いた静かな人で、家の雰囲気を決めていた。 メキシコ原産のチワワを飼っていた。(北部にチワワ州というのがある）周りの家もチワワが結構多かった。まだ子供のようで、ビーサンで歩くと足指を甘噛みして痛くて仕方なかった。

近所の雑貨屋に時々買い物に行くのだけど、意外なバラ売りがあって、ドッグフードやタバコや他にコカ・コーラも空のペットボトルを持っていって入れてもらってた。気は抜けてなかった。 野菜や果物も種類ごとにかごに入ってて、自分で選んでレジに持っていくとそれぞれ量って値段を出してくれる。ほとんどの物がキロ５～１０ペソだ。果物はバナナ、オレンジ、パパイヤ、マンゴー、グァバが巾を利かせていた。特にグァバは小振りなのだが、強烈な臭いを発していた。癖になるほど美味しい。バナナ以外はフレッシュジュースとしてもよく売っている。４００CCぐらいで１３ペソ。ビタミン不足になり勝ちなのでよく利用する。 ５日間、一切外食なしで、落ち着いた家庭料理を食べれて大満足。 鶏肉炒め煮とインゲン煮とトマト汁で煮たピラフ ご飯は必ずこれで出てくる。

鶏肉にオレガノが効いた何か分からない妙に美味しいソース

穏やかで、落ち着いた空間の中で、過ごしました。