imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

活用語尾と送り仮名 2024年12月11日

送り仮名について考えてみた。

 

ブログを書いていて思うのだけれど、送り仮名の規則が統一されてなくて困惑することがある。

Googleジェミニに送り仮名のことを聞いてみると

「 活用語尾に送り仮名をつける」と答えるが、実態は、多くの例外がある。

 

 

 

「答える」の活用語尾は「る」なので本来は「答る」である。

しかしこれだと「答え」という名詞の表記が「答」一字になり、訓読みを漢字一字で表記しない伝統に反することになり、あえて送り仮名に「え」を加えた可能性がある。

 

「美しい」の語幹は「うつくし」、活用語尾は「い」なので本来は「美い」でなければならない。

これも同じような理由で送り仮名を一字加えた可能性がある。

つまり大和言葉の形容詞「うつくし」を漢字表記すると「美」になってしまうからである。

 

「分ける」の活用語尾は「る」なので本来は「分る」だろう。

この場合、「分かる」という別の動詞との区別を明確にするため二音節めから送り仮名になっている可能性がある。

 

「関わる」の活用語尾は「る」なので本来は「関る」だろう。この例外に特に理由を探せない。

 

逆に活用語尾を増やしたい単語の例に「拘わる(こだわる、かかわる)」がある。

活用語尾を送り仮名にするという規則に従えば「拘る」が正しい。しかしこの単語は2通りの読み方があり、判断に時間がかかる。それを避けるために送り仮名を増やして「拘だわる」「拘かわる」と表記するのが良いと思う。

 

探せばきりがないようである。思ったよりも奥が深そうだ。

 

上に挙げた、それなりに理由のある単語もある。それは日本の文化と結びついている。

 

規則通り活用語尾が送り仮名になっている単語もあれば、不規則な単語もある。

それを一つずつ覚えることがそれほど大切だとも私には思えない。

 

だとすれば、送り仮名の間違いをあまり厳しく指摘しないのが良いと思う。