imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

エッセイ 綺麗な川に行ってきた 2024年8月11日

和歌山の実家に帰っているのだけれど、今回は車を借りて少し遠出し、那智勝浦近くの太田川の上流に行ってきた。

 

30年前に実家が和歌山に引っ越してきた時に、散々車で走り回って見つけた私のお気に入りの場所である。

 

かつては川沿いに1車線の細い道がついていたが、豪雨時にえぐられたり土砂崩れがあったりで、今では車はダムの入り口までしか通れない。自治体の予算も減り、過疎化も進んでいるので、今後も車道は復旧しないだろう。そもそも、こんな山奥に車道を通してどこかに繋げるなんて、どうかしている。

最上流には流水域を越えて車道が走っているが、水は相変わらず綺麗である。

残念なことに、ここはダムの上流にあたるので、ウナギやアユなどの降海型の魚はいないが、カワムツはたくさん見かけた。

 

イノシシや集団のサルを見かけたが、私が近づいても、サルはなかなかアカメガシワの木から移動しなかった。実を食べているのである。私とは種が違うから一概には言えないが、結構質素なものを食べているのだ。

河原を歩いていると、4輪駆動の軽自動車の轍が続いていた。こういうことをすると地元の人の顰蹙を買ってしまい、後から来る人は肩身の狭い思いをすることになる。最悪の場合、車の乗り入れ禁止になる可能性もある。次に来る人のことを考えて行動することは大切である。場所が違えば、次に来る人は自分になるのだから。

 

20年ほど前、弟とここに来た時、かなり上流まで歩いた後、このまままた来た道を戻るのはつまらないということになり、服を手に持って裸で川を流れ下ったことがある。最高に解放的で楽しかった。

 

いつかここにテントとお米などを持ってきて、1ヶ月ほど籠もってみたいと思っている。

下の写真はイノシシがいる餌を探した跡

土をほじくり返している。