和歌山の実家に帰った時によく行く、近所の海岸に行った。
この辺りの海岸で最前線に生える植物は、砂浜ならハマヒルガオ、小石の多い海岸ならハマゴウである。
今回行った海岸は磯の多い砂利浜なので、ハマゴウが繁茂していた。
イワタイゲキはさらに海寄りに点在して生えている。
https://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result31060.htm
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%B2%E3%82%AD
イワタイゲキはトウダイグサ科(ユーフォルビア)の植物で、多肉植物にもその仲間は多い。多肉植物は乾燥に強い植物でもある。
今回、海岸に行ってみると、目についた株は1株を残してすべて枯れていた。その1株も片側だけ緑の葉をつけていて、反対側は枯死していた。
こんなことは初めてである。1つの海岸でほとんど枯死してしまうとはどういうことだろう。
何か病気に感染した可能性もあるが、気候変動による影響があるかもしれないと思う。
冬に行くと、いかにも枯れそうな佇まいなのだけれど、夏には太い茎に青々とした葉を多数つけて元気な姿を見せてくれていた。
昔、どんな根っこをしているのか見たくて引っこ抜こうとしたが、全く歯が立たなかった。