チャット GPT に認知バイアスの種類について聞いてみると
1 確証バイアス(信念に傾く)
2 利用可能性バイアス (間近の経験に傾く)
3 アンカリング バイアス (初めての経験に傾く)
4 自己奉仕バイアス (失敗は他人のせい)
5 代表性バイアス (見た目で分類)
6 正常性バイアス (危機を過小評価)
7 後知恵バイパス (結果をその前から予測してたと思う)
の種類を出した。
ウィキペディアにも確認してみたがほぼ同じ内容だった。
それぞれのバイアスについても内容を尋ねたが、その結果わかったことは、私がする 判断のすべてをカバーしているということだった。
つまり私がする判断は全て認知バイアスがかかってるということだ。
で、認知バイアスの影響の減らし方をチャットGPT に聞いてみると以下のようであった。
1 批判的思考
2 他者からの視点に立つ
3 データに基づく
4 即時判断を避ける
5 メタ認知(なぜそう考えたかを振り返る)
この中で興味を引いたのが、4番の即時判断を避けるというものだ。 つまり即答してしまうと、確証バイアスや代表性バイアス辺りにもろに影響を受けてしまうということだ。
私はワーキングメモリー 能力が極端に低い 。例えば 情報処理速度が非常に遅い。つまり 即答するのが苦手である。そして会話とは即答の連続である。なので絶妙な即答をする人を見ると、素晴らしいなぁ、と思わず顔を見てしまうのである。1時間かけないとそんな回答できないなと思ってしまうのである。
が認知バイアスという概念から分かることは、即答は強いバイアスを受けている可能性があるということだ。
つまりあまり深く考えずに反射神経的に答えている可能性がある。
だとしたら絶妙の回答を、頭の回転が速い、と言う理由でそれほど高く評価する必要はないのかもしれない。その人はどの場面でもそのような視点で返答してる可能性がある。むしろその人の返答パターンを見つけるのが楽しいかもしれない。
追記
認知バイアスのかからない情報処理速度の速さはもちろん 存在する。
例えば暗算がそれに当たる。