imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

毎日がお祭り、ということ マラケシュのマーケット

まだコロナ禍もなかった2018年の4月、モロッコの随一の観光の町マラケシュにいた。ハイシーズンではなかったが、欧米からの観光客が夕方の広場のマーケットを目当てに毎日のように集っていた。あちこちに人だまりがあり、その中心には一生懸命に話しかけるモロッコ人がいた。

観光客の多くは数日の滞在である。私が滞在した宿屋も毎日のように顔触れが変わった。外国人観光客は遠路はるばる高い旅費を払ってこの街にやってきている。ある程度のお金を使うつもりで来ているだろう。騙す気のある商人からすれば絶好のカモだ。客は数日で入れ替わり、自分の悪いうわさは広がらない。有名観光地なので、客は後から後からやって来る。

 

私がマラケシュ到着の初日の夕方に見た風景を表現すれば、毎日がお祭り、だった。無礼講、オーケーである。観光客もお祭り気分である。もちろん商人も気分を盛り立てて、商品を買ってもらおうとする。両者の相乗効果である。

 

高校生の夏休み、友達と待ち合わせて、夜中の街を毎日ほっつき歩いたことがある。夏休みが終わったのでお遊びも終了したが、もし夏休みが終わらなかったら、このまま犯罪に走りそうで怖かった。

 

私が見たマラケシュは、終わらない夏休み、を私に思い出させた。