imakokoparadise’s diary

科学的エビデンスを最重視はしません。 エビデンスがなくとも論理的に適当であればそれを正しいと仮定して進む。私の目的は、得た結論を人生に適用して人生をより良くすること。エビデンスがないからと言って止まってられない。 目的は、皆の不安を無くすこと。

価値観の作られ方 価値の優先順位の決まり方

人によって価値観はさまざまである。ではその価値観、つまり価値の優先順位はどうやって決まっていくのか。

 

1 自分に自信がないから、人は自分に価値があると思いたい。

 

2 容姿や能力は人によってさまざまである。

 

3 以下具体的に考えていくと、

足の速い人は何に価値を置けば、自分に自信を持ちやすいか。もちろん足の速いことである。

では記憶力のいい人は? もちろん記憶力のいいことである。

容姿の美しい人は? マルチリンガルな人は? 仕事のできる人は? サッカーの上手な人は? 昆虫に詳しい人は? 喧嘩の強い人は? 異性の経験の数の多い人は?

 

数学が良くできて鈍足の人が、速く走れることに高い価値を置いているのは自己矛盾である。これでは自己肯定感を涵養できない。

歌の上手な人が、それに高い価値を置かないことも自己矛盾である。

 

4 以上、人は自分の得意なこと、自信のあること、人より秀でていると思っていることに高い価値を置く。自分のことを思い返せば明らかだと思う。

 

5 つまり、男前は男前に弱い、つまり一目置いてしまい、スポーツのできる人はスポーツのできる人に弱い、つまり一目置いてしまうのだ。

 

6 さらに言えば、残念なことだが、私たちが得意・自信があるが故に高い価値を置き、故に他者も高い価値を置いているだろうと思っているその価値は、それが得意でない人にとっては、それほど高く評価されていない。